バーチカルブラインドを取り入れたいけれど、「デメリットが多いって聞くし、後悔しないか不安…」と、なかなか踏み切れずにいる方も多いのではないでしょうか。バーチカルブラインドは、縦のラインがすっきりと美しく、大きな窓とも相性の良い人気の窓装飾です。ただし選び方を間違えると、「風でルーバーが揺れて音が気になる」「思ったよりスペースを取ってしまった」と感じてしまうことも。せっかく取り入れるなら、ご自宅の窓や暮らし方にしっかり合ったものを選びたいですよね。この記事では、バーチカルブラインドでよくある後悔のポイントとその対策、選ばれている理由、そして後悔しないための選び方のコツを、インテリアコーディネートの視点から詳しく解説します。ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。バーチカルブラインドは後悔する?向いている人と向いていない人まずは、バーチカルブラインドが向いている方・向いていない方の傾向から見ていきましょう。後悔するかどうかは、窓の環境や暮らし方との相性によって大きく左右されます。バーチカルブラインドが向いている人大きな掃き出し窓や横幅のある窓が多く、縦のラインですっきりとした印象をつくりたい方には、バーチカルブラインドがぴったりです。ベランダへの出入りが多い方や、モダン・ホテルライク・ラグジュアリーなインテリアを目指している方にも相性の良いアイテムといえるでしょう。布製のカーテンに比べてホコリが目立ちにくく、すっきりとした空間を保ちやすい点も魅力です。バーチカルブラインドが向いていない人一方で、ベランダ側から強い風が入りやすい窓がある場合は、換気のたびにルーバー同士がぶつかって音が気になることがあります。また、就寝前後など在宅時間が長く、光漏れやわずかな視線の抜けが気になりやすい方、窓まわりのスペースにあまり余裕がない間取りの方も、後悔につながりやすい傾向にあります。特に「風の影響を受けやすい窓」「夜間の視線が気になる窓」は、対策をせずに選んでしまうと後悔しやすいポイントなので、注意しておきたいところです。バーチカルブラインドのデメリット8選と対策ここからは、バーチカルブラインドを取り入れた方が「思っていたのと違った」と感じやすいポイントを、対策とあわせて7つご紹介します。事前に知っておくことで、選び方の失敗をぐっと減らすことができます。①風でルーバーが揺れ、音が気になるバーチカルブラインドは縦型のルーバーが並んだ構造のため、換気で窓を開けたときや風の強い日には、ルーバー同士がぶつかって音が出てしまうというデメリットがあります。特にベランダに面した掃き出し窓や高層階のお住まいでは、風の影響を受けやすいので気をつけたいポイントです。ルーバーの下部を固定するチェーンやウェイトバー付きの製品を選んでおくと、音の発生をかなり抑えることができます。窓を開ける前にブラインドを片側へ寄せておく、風の強い日はあらかじめ半分ほどたたんでおくといった、ちょっとした工夫でも軽減できますよ。②角度によっては外からの視線が気になるルーバーの角度を調整して光や視線をコントロールできるのはバーチカルブラインドの魅力ですが、角度によってはルーバーの隙間から室内が見えてしまうことも。特に道路に面したリビングや、夜間に照明をつけた状態では、視線が気になりやすくなります。遮光性の高い生地やアルミ製のルーバーを選ぶ、道路側の窓には内側にミラーレースカーテンを併用するなど、視線対策をあわせて考えておくと安心です。③たたみ代が大きく、窓まわりのスペースを圧迫するバーチカルブラインドは横型のブラインドに比べてルーバーの丈が長いぶん、全開にしたときに壁側へ寄せる「たたみ代」が大きくなりやすいという特徴があります。窓の脇に十分なスペースがないと、家具の配置や出入りの妨げになってしまうこともデメリットといえるでしょう。設置前に窓のサイズと壁面の余白を採寸し、たたみ代を確保できるかどうかを確認しておくことが大切です。窓の脇にソファやテレビボードを近づけて置きたい場合は、その分の余白も忘れずに残しておきましょう。スペースが限られる場合は、ルーバー幅の狭いタイプを選ぶことで、たたみ代を抑えることもできます。④カーテンより遮光・断熱性が劣る場合があるバーチカルブラインドはルーバー同士の間にわずかな隙間ができる構造のため、厚手のドレープカーテンと比べると遮光性や断熱性で劣るというデメリットがあります。冬場の窓辺の冷え込みや、朝の光の入り方が気になる方は、あらかじめ押さえておきたいポイントです。遮光・遮熱機能付きの生地を選ぶ、レースカーテンや断熱ライナーと組み合わせるなど、機能面を補う工夫をしておくと快適に過ごしやすくなります。⑤価格がカーテンなどより高くなりやすいバーチカルブラインドは操作機構や採寸・施工の手間がかかることから、既製品のカーテンに比べて価格が高くなりやすい傾向にあります。窓のサイズが大きいリビングほど、費用感も上がりやすい点は事前に把握しておきたいところです。見た目の印象を大きく左右するリビングの掃き出し窓だけバーチカルブラインドにして、他の窓はカーテンにするなど、メリハリをつけて予算配分するのもひとつの方法です。⑥納まる方向・操作位置を間違えやすいバーチカルブラインドは、ルーバーを片側にまとめて寄せる「片開き」にするか、中央から左右に分けて開く「観音開き」にするか、操作用のバトンやコードをどちら側に配置するかなど、決めるべき項目が意外と多いアイテムという点もデメリットと言えます。窓の位置や家具の配置、日々の出入りの向きを考えずに選んでしまうと、「開けるたびに家具にぶつかる」「操作しにくい位置にコードがある」といったミスマッチが起こりやすく、設置してから気づいて後悔するケースも見られます。どちら側から光や視線を遮りたいか、ふだんどちら向きに出入りすることが多いかを整理したうえで、可能であれば施工前にショールームなどで実際の開き方をイメージしておくと安心です。迷ったときは、窓の使い方を伝えたうえで専門店に相談し、納まる方向や操作位置を提案してもらうのもひとつの方法です。⑦小さなお子さまやペットのいたずら対象になりやすい風で揺れるルーバーや、開閉に使うコード・チェーンは、小さなお子さまやペットにとって格好の遊び道具に見えてしまうことがあります。引っ張って遊んでいるうちにルーバーが外れてしまったり、コードに絡まってしまったりする心配もあり、小さなお子さまやペットがいるご家庭では注意しておきたいポイントです。ルーバーの下部をボトムチェーンで連結して固定する、コードレスタイプやバトン操作タイプを選ぶといった工夫で、いたずらによる破損や事故のリスクを抑えることができます。⑧賃貸では取り付け方法に制限があるほかにもデメリットとして、賃貸住宅の場合、原状回復の観点から壁や天井にビス穴を開ける取り付け方法が難しいケースがあります。管理会社や大家さんの許可が必要なことも多く、確認を怠ると退去時にトラブルになってしまう可能性も。事前に管理会社へ取り付け可否を確認する、既存のカーテンレールに取り付けられるタイプを選ぶなど、原状回復しやすい方法を検討しておきましょう。バーチカルブラインドが選ばれるメリット弊社実例:非日常で贅沢なひとときをデメリットばかりお伝えしてきましたが、もちろん多くの住まいで選ばれている理由もあります。あわせて押さえておきましょう。スタイリッシュで縦のラインが空間をすっきり見せる縦に伸びるルーバーのラインは、天井を高く、空間を広く見せてくれる効果があります。モダンやホテルライクなインテリアとの相性がよく、生活感を抑えたすっきりとした印象を演出できるのは、バーチカルブラインドならではの魅力です。大きな掃き出し窓でも開閉しやすいルーバーを片側または両側に寄せるだけで開閉できるため、横幅の広い掃き出し窓でも出入りがスムーズです。カーテンのように生地をまとめて留める手間が少ないので、ベランダへの出入りが多い方にも使いやすいアイテムです。また、ルーバーを左右に寄せることで窓全体を開けやすく、外の景色を楽しみたい場合にも向いています。光と視線を調整しやすいルーバーの角度を細かく調整できるので、光の入り方や外からの視線を状況に応じてコントロールしやすいのも特徴です。全開・全閉だけでなく、角度をつけて光を取り入れながら視線を遮る、といった使い方もできます。ホコリがたまりにくく清潔感を保てる布製のプリーツカーテンなどに比べて生地がたるみにくい構造のため、ホコリが目立ちにくいのも嬉しいポイントです。定期的な拭き掃除で、清潔感のある窓辺を保ちやすくなります。バーチカルブラインドで後悔しない選び方弊社実例:量よりも、質派です。ここまでのデメリット・メリットを踏まえて、実際に選ぶ際にチェックしておきたいポイントを整理します。窓の条件や暮らし方に合わせてひとつずつ確認していきましょう。窓のサイズ・形状と相性を確認する掃き出し窓や腰高窓など、窓の高さ・横幅によって適した製品や設置方法は変わります。極端に横幅が広い窓や変形窓の場合は、事前に採寸して対応可能な製品かどうかを確認しておくと安心です。窓の開閉・出入りの頻度に合わせるベランダへの出入りが多いリビングなのか、ほとんど窓を開けない部屋なのかによって、選ぶべき仕様は変わってきます。出入りが多い窓は片開き・両開きの操作性を、あまり開閉しない窓は遮光性やデザイン性を優先して選ぶとよいでしょう。たたみ代とルーバーの納まりを確認する全開にしたときにどのくらいの奥行きが必要になるかは、ルーバーの丈や枚数によって変わります。窓の脇に家具を置く予定がある場合は、たたみ代を含めて採寸しておくと、設置後に「思ったより出っ張ってしまった」という後悔を防げます。遮光・遮熱・断熱性能を確認する素材や生地の厚みによって、遮光性や断熱性は大きく変わります。日当たりの強い窓や道路に面した窓では、遮光・UVカット機能のある生地を選んでおくと、快適性がぐっと上がります。操作方法を選ぶバトン式・ループコード式・電動式など、操作方法にはいくつか種類があります。小さなお子さまやペットがいるご家庭では、コードが引っかかりにくいタイプや電動式を検討すると安心です。「操作が重い」「毎回の開閉が面倒」といった不満は設置後に感じやすいポイントでもあるため、可能であればショールームなどで実際の操作感を確認しておくと、ミスマッチを防ぎやすくなります。取り付け方法を確認する取り付け方法によって、見た目の印象や施工の可否が変わります。代表的な3つの方法を確認しておきましょう。天井付け天井にカーテンボックスやレールを設置する方法です。窓を天井から床までひとつながりに見せられるため、空間をより高く広く見せたい方に向いています。正面付け窓枠の正面(壁面)に取り付ける方法です。施工がしやすく、賃貸物件でも比較的採用しやすい方法ですが、事前に管理会社への確認は忘れずに行いましょう。カーテンレール付け既存のカーテンレールにブラインドを後付けできるタイプです。壁や天井にビス穴を開けずに設置できるため、原状回復が必要な賃貸住宅との相性がよい方法です。色・素材をインテリアに合わせるバーチカルブラインドは生地の色・素材によって印象が大きく変わります。モダンな空間にはグレーやブラックなどのモノトーン、ホテルライクな空間にはブラウンやベージュ系、ラグジュアリーな雰囲気を出したい場合はゴールドの金具や照明と組み合わせると、空間に統一感が生まれます。カーテンと迷ったときの考え方弊社実例:ナチュラルだけど、ホテルライク「バーチカルブラインドとカーテン、どちらが合っているんだろう」と迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれが向いているケースを整理してみます。バーチカルブラインドが向いている場合すっきりとしたモダン・ホテルライクな空間をつくりたい場合や、大きな掃き出し窓の開閉を頻繁に行う場合は、バーチカルブラインドが向いています。カーテンが向いている場合しっかりとした遮光性・防音性・断熱性を重視する場合や、やわらかく温かみのある雰囲気を出したい場合は、ドレープカーテンのほうが適していることもあります。レースカーテンと組み合わせる方法視線対策や光の調整をもう一段階強化したい場合は、内側にレースカーテンを組み合わせる方法もおすすめです。昼間はレースカーテンで柔らかく光を取り入れ、夜はバーチカルブラインドを閉めてしっかり視線を遮る、といった使い分けができます。バーチカルブラインドでおしゃれに|インテリア実例ここからは、Praemioが実際にコーディネートしたお客様宅実例を、色・素材の選び方のポイントとあわせてご紹介します。モダンなモノトーンリビング×縦のラインで空間を引き締めるブラック・ホワイト・グレーのモノトーンでまとめたリビングダイニングです。大理石やスチールなどの異素材をポイントで取り入れつつ、大きな掃き出し窓にはバーチカルブラインドをコーディネート。こちらは、タチカワブラインドの「ラインドドレープ」というシリーズ。スタイリッシュな空間にしたかったので、縦のラインが綺麗にはっきり出る縦型ブラインドにしています。縦のラインがアクセントとなり、生活感を抑えたシャープで高級感のある空間に仕上がっています。モダンスタイルは異素材を多く使う空間だからこそ、窓まわりは直線的なバーチカルブラインドでまとめることで、全体の印象がぐっと引き締まりますよ。ホテルライクなラグジュアリー空間×窓辺の圧迫感を抑える見せ方真鍮素材のシャンデリア風照明と、ブラウンの木目やラグを基調にまとめたリビングダイニングです。窓辺にはバーチカルブラインドを合わせることで、大きな窓があっても圧迫感を抑えながら、照明のあたたかみのある光を引き立てています。こちらはタチカワブラインドの、「ラインドレープ」のブライトシリーズ シャンパンという色味。キラッとツヤ感のある華やかな質感が特徴で、高級感をぐんと高めてくれます。お客様からも「こんな質感のブラインドがあるなんて知らなかった。大変気に入っている」と好評でした。窓装飾もお部屋全体の雰囲気に合う色でまとめると、インテリアがいっそう際立つのでおすすめです。木質感を活かしたリビングダイニング×透け感のある素材で魅せる窓辺ダイニングテーブルやチェアにウォールナットの無垢材を使用し、ダークブラウン・グレーで統一したリビングダイニングです。窓辺には、タチカワブラインドのガラスの繊維を重ねた素材のブラインドをコーディネートし、光を柔らかく通しながら上質な質感をプラスしています。木の素材感を活かした空間では、窓装飾にも透け感のある繊細な素材を選ぶことで、重たくなりすぎず上質な雰囲気を保つことができます。〜上記でご紹介した弊社実例はコチラ〜非日常で贅沢なひとときを量よりも、質派です。バーチカルブラインドのコーディネートをPraemioに相談してみませんか?弊社実例:非日常で贅沢なひとときをここまでバーチカルブラインドで後悔しないポイントをご紹介しましたが、「自分の部屋にはどんな色・素材が合うのかわからない」「窓のサイズに合う製品を選んでほしい」という方も多いのではないでしょうか。バーチカルブラインドは一度設置すると気軽には替えにくいアイテムだからこそ、窓の使い方やインテリア全体とのバランスまで踏まえて選ぶことが大切です。Praemioでは、家具や照明、カーテン・ブラインドなどの窓装飾まで、トータルでのインテリアコーディネートを承っております。「後悔のない窓装飾選びをしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。まとめ|バーチカルブラインドのデメリットを理解して後悔しない選択を弊社実例今回は、バーチカルブラインドでよくある後悔のポイントと対策、選ばれている理由、そして後悔しないための選び方をご紹介しました。風による音や視線の抜け、たたみ代など、事前に知っておくことで対策できるデメリットがある一方、縦のラインを活かしたスタイリッシュな空間づくりや、大きな窓の開閉のしやすさといった魅力もバーチカルブラインドにはあります。大切なのは、ご自宅の窓の環境や暮らし方と照らし合わせて、メリット・デメリットの両方を理解した上で選ぶこと。ぜひこの記事を参考に、後悔のないバーチカルブラインド選びをしてみてくださいね。【関連記事】リビングでブラインドを選んで後悔しないために|よくある失敗と選び方のコツタワマンにカーテンは必要?失敗しない選び方とおしゃれな実例4選寝室のカーテンの色で安眠効果アップ!プロが教える色の選び方とおすすめ機能モダンでホテルライクなリビングの作り方|実例・高級感のある空間を叶えるコツ