「広いお部屋に住みたい!」と思っても、なかなか条件が合わなくて、理想的とする広さのお部屋ではない方も多いと思います。狭い部屋だと窮屈感を感じてしまって、なかなかリラックスできないですよね。とはいえ、部屋の大きさはなかなか変えられないもの。そこで今回は、狭い部屋を広く見せることができるちょっとしたテクニックを「5つ」ご紹介します✨狭い部屋の場合は、家具選びやレイアウトがとても重要です。なるべく取り掛かりやすいものを厳選してご紹介しているので、狭い部屋を少しでも広く見せられるように是非参考にしてみてくださいね!関連記事:【インテリアコーディネートの依頼・相談】事例・費用相場・流れ・サービス内容について解説します狭い部屋を広く見せるコツ①視線の抜けを作り開放感を出す狭い部屋を部屋を広く見せるためには、”視覚効果”を利用するのがオススメです。その1つが「視線の抜けを作る」という方法です!「視線」とは、パッと部屋を見渡した時に家具などで遮ることなく、視線をなるべく遠くまで持っていけるようにすることです。部屋に入ったとき、家具などに邪魔されず視線が部屋の奥までスッと通るような状態です。そうすることで部屋に開放感が生まれます。この視線の「抜け」を作るためには、できるだけ低い家具を選ぶのがポイントとなります💡引用家具の高さを低く抑えることで、見える壁の面が増えるのと視線が家具に邪魔されないのとで、部屋を広く見せる効果があります。部屋の入り口から奥まで縦に一本長く突き抜ける空間を作ると、部屋が広く感じます。背の高い家具は、入り口から見えない壁際に置くのがベストです✨狭い部屋を広く見せるコツ②家具は圧迫感のないデザインや素材を選ぶ狭い部屋を広く見せるときの家具選びのポイントは、圧迫感の少ないデザイン、素材を選ぶことが大切!”圧迫感の少ないデザイン”とは、家具の背が高いものよりは低いもの。家具の形は四角くゴツゴツしているもののではなく丸みのあるデザイン、他には複雑ではなくシンプルな形状、の方がコンパクトに見えます。また、家具の脚も部屋を広く見せるための重要なポイントです😉テーブルやイスの脚は、太くどっしりとボリュームのあるデザインか、細くスッとした華奢なデザインかで印象が大きく変わります。狭い部屋を少しでも広く見せるには、細くシュッとした華奢な脚のものを選びましょう。ソファなどは、脚がなく床についているタイプよりも、脚があり座面が床から浮いているデザインのほうが床面が見えるのでスッキリしてみえます。こちらのソファは、脚が細く形もシンプルで角ばっていないですよね。このように、狭いお部屋では必要以上の装飾やシンプルではない形状は避けるようにしましょう。家具の素材は、軽やかさを感じさせるガラスなどのクリア素材をところどころで取り入れると、床面や奥行きが透けて見えて圧迫感がなくなります✨狭い部屋を広く見せるコツ③床から天井に向かって明るい色にしていく狭い部屋を部屋を広く見せたいからといって、部屋全部の家具を真っ白に統一するわけにはいきませんよね。そこで行わなくてはならないのが天井、壁、床の色選びです。床→壁→天井と上に向かっていくにつれて、明るい色になっていくと部屋に広がりが感じられます。カフェの空間だと、逆なのが多いですよね。引用:http://www.starbucks.co.jpカフェだと天井を暗くして”あえて”天井が低く感じられるようにしています。圧迫感は出るのですが、落ち着いた空間を演出することができるためです。とはいえ、狭い部屋でさらに圧迫感を出すのは嫌ですよね。狭い部屋では、カフェとは逆で「床から天井に向かって明るい色」になるような配色を目指しましょう。このように茶色のフローリングで天井が白い場合と、天井が茶色く床が白い場合では前者の方が広く感じて、後者は狭く感じます。床から壁、そして天井に向かって色を明るくしていくと視覚効果で広く感じます。これは内装だけではなく、家具にも関係しますので家具選びの時も参考にしてくださいね😊狭い部屋を広く見せるコツ④お部屋の隅を照明で照らす狭い部屋を広く見せるには「部屋の隅」の使い方が重要です。「部屋の隅」とは、部屋の入口から入った対角上にある「部屋に入った瞬間目に入る場所」になります。「部屋の隅」がごちゃついていたり生活感が溢れる家具(テレビ、ベッドなど)が置かれてたりすると、一気に窮屈感が出てしまいます。部屋の隅には生活感のある家具やゴチャゴチャした物を置かずに、照明を置いて明るく照らしてみましょう。床置きタイプのスタンドを置いてもいいですし、ダウンライトやスポットライトを使ってもいいですね。部屋の隅を照らすことで光の陰影が生まれて、部屋に立体感が出ます。また、お部屋の入口からの対角が周囲よりも明るくなることで、入ったときに視線がいきやすくなり部屋の奥行きを感じるようになります。狭い部屋を広く見せるコツ⑤インテリアに使う色数を3色におさえる部屋に使う色は3色程度に抑えると統一感があって、すっきりとしたお部屋に見えます。具体的には『ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー=70%:25%:5%』が黄金比と言われています👀ベースカラー:天井・壁・床などの内装の色アソートカラー:カーテンやテーブル、ソファ、棚など大きめの家具の色アクセントカラー:クッションやライト、絵などの小物類の色ベースカラーは壁や床の色なので変えることが難しく、アソートカラー・アクセントカラーの選び方がポイントになります!アソートカラーに淡い色を取り入れると空間が広く開放的に感じられます。こちらの画像のように、大きめの家具には白、アイボリー、ベージュなどの明るめの色を使ってまとめ、アクセントカラーで自分の好きな色を使うことで自分に合うお気に入りの部屋をつくることができますよ!お部屋を広く見せるにはバルコニーや庭を活用するのもあり狭いお部屋を広く見せるために、お部屋のインテリアだけではなく屋外であるバルコニーや庭を一工夫するのもオススメです。例えば、以下などです。バルコニーや庭に室内のフローリングと同じ色味のタイルを敷く目線が集まるものを置く(屋外の観葉植物など)・・上記以外にも、屋外を使って室内を広く見せる方法は沢山あります!もし気になるのであれば、庭ファンさんのページで沢山紹介されていますので参考にしてみてください。HP:庭ファン狭い部屋を広く見せるコツまとめ日本の部屋は、海外に比べると狭いと言われます。都会だと広い部屋は賃料も高いためワンルームなどに住まわれる方も多いのではないのでしょうか。なので今回は、狭いお部屋を広く見せるための家具の選び方やレイアウトの中から、取り入れやすい5つを選んでご紹介しました💡あまり大きな手間やコストをかけずにできる事ばかりなので、今回ご紹介したポイントを参考に素敵なインテリアを楽しんでくださいね!