ワンルームや1Kに暮らしていると「ベッドが丸見えで落ち着かない」「生活スペースを分けたい」と感じることはありませんか?ひとつの空間に、寝る・くつろぐ・集中する、すべてを詰め込むワンルームや1Kでは、どうしても生活感が出てしまいがちです。この記事では、ワンルームを仕切ることで得られるメリットから、仕切りアイデア10選、実際のレイアウト実例、よくある失敗とその対策まで詳しくご紹介します。「狭いからこそ、おしゃれで心地よく暮らしたい」そんな方にぴったりの内容になっています。ぜひ最後までご覧ください。関連記事『一人暮らし』インテリアのコツとは?ワンルーム・1K・1LDKの実例紹介一人暮らしに必要な家具セットは?おすすめ15種類と間取り事例を紹介一人暮らしにローテーブルはいらない?代用アイテム8選をご紹介【一人暮らしの女性向け】おしゃれなモダンインテリアの作り方|簡単&実践ガイド一人暮らしソファは後悔する?失敗しない選び方とレイアウト実例をご紹介一人暮らしでベッドは本当にいらない?布団との比較で後悔しない選び方おしゃれな部屋作りのコツ|女子の一人暮らしを格上げするインテリア術一人暮らしにダイニングテーブルはいらない?後悔しない選び方と代用品も紹介ワンルームを仕切るメリットとは?ワンルームや1Kの間取りでは、ひとつの空間にベッド・ソファ・デスクなどの家具がすべて集まっているため、どうしても生活のすべてがひと目で見えてしまいます。ここでは、ワンルームを仕切ることで得られる主なメリットを3つご紹介します。寝る・くつろぐ・集中する を切り替えられる来客時に生活感を隠せるインテリアがおしゃれに見えるそれぞれ詳しく見ていきましょう。寝る・くつろぐ・集中する を切り替えられる弊社実例一日を通して同じ空間にいると、気持ちの切り替えが難しくなることも。とくに在宅ワークや勉強をする方にとっては、「仕事とプライベートの境目がない」ことがストレスになる場合もあります。仕切りを活用すれば、ベッドまわりとデスクまわりを分けたり、読書やくつろぎのスペースを区切ったりと、シーンごとに空間を使い分けることが可能に。空間を視覚的に切り替えることで、自然と気持ちにもオン・オフのスイッチが入るようになります。来客時に生活感を隠せる「急な来客があると、ベッドやデスクが丸見えで困る…」というのは、ワンルーム暮らしでよくある悩みのひとつ。そんなときも、仕切りがあれば生活感のあるエリアをさりげなく隠すことができます。片づけに時間がかけられない忙しい日にも、空間を整えて見せる味方になってくれます。インテリアがおしゃれに見える仕切りを設けることで空間に奥行きやリズムが生まれ、単調になりがちなワンルームが一気におしゃれな印象に変わります。視線をさえぎる家具を選べば、色や素材の組み合わせでコーディネートを楽しむことも可能です。簡単・賃貸OK!ワンルームの仕切りアイデア10選【間取り図付】仕切ることで空間にメリハリが生まれ、暮らしやすさもアップする。そんな「仕切り」のメリットを理解したら、次は実際にどんな方法で仕切るかを考えてみましょう。ポイントは、部屋の広さ・レイアウト・ライフスタイルに合わせて、自然に空間を分けること。ここでは、手軽に実践できて見た目もおしゃれなワンルームの仕切りアイデアを10パターンご紹介します。シェルフ・オープンラックで仕切りと収納を両立ベッドとリビングスペースの間に、背の低いシェルフやオープンラックを置けば、視線をゆるやかに遮りながら、空間をしっかり仕切ることができます。間取り図のように、抜け感のある棚を使えば圧迫感が出にくく、部屋全体を広く見せられるのもポイント。収納としても優秀で、本や雑貨、小物をディスプレイするなど、見せる収納と目隠しの両方を兼ね備えたアイデアです。ソファで空間に境界をつくる間仕切り専用のアイテムを使わなくても、ソファひとつで空間に境界をつくることができます。間取り図のようにソファの背面をベッド側に向けて配置することで、視線の流れが自然に遮られ、ベッドまわりの生活感をゆるやかに目隠しする効果が得られます。パーテーションのように壁を作るのではなく、背もたれの高さや家具のボリュームを活かして空間の区切りを演出するのがポイントです。テレビボードでリビングを仕切る仕切りとして活躍するのは、シェルフやソファだけではありません。テレビボードも、配置次第で空間の境界を生む便利なアイテムです。間取り図のように、テレビボードをベッドとソファの間に配置することで、リビングと寝室のゾーニングが自然に成立。視線をやや遮りつつも、収納としての役割も果たすので一石二鳥のアイデアです。ラグでゆるやかにゾーニングラグを敷くだけでも、視覚的に空間を分ける効果が十分に得られます。間取り図では、ベッド横・ソファ周り・デスク前の3か所にラグを配置。それぞれ異なる色や形状のラグを使うことで、同じ部屋の中に用途の異なるゾーンが自然と生まれています。視界を遮らず、圧迫感も出ないため、ワンルームや狭い空間でも取り入れやすいのが魅力です。カーテン・のれんで手軽に仕切る設置も取り外しも簡単で、最も手軽に取り入れられる仕切りアイテムが「カーテン」や「のれん」です。突っ張り棒を使えば、壁や天井に穴をあけることなく設置できるため、賃貸でも安心。間取り図のように、玄関〜キッチン周りと居住スペースのあいだに仕切りを設けることで、生活感をさりげなくカット。来客時にも視線を遮ることができ、空間が整って見える効果も期待できます。ハンガーラックで仕切りと利便性を両立限られたスペースを有効に使いたいワンルームにおいて、ハンガーラックは「仕切り」と「収納」の両方を叶えてくれる頼れる存在です。洋服やバッグを掛けることで生活感の出やすいエリアを隠しつつ、空間をゆるやかに分ける役割も担ってくれます。間取り図のように、デスクスペースと居住エリアの間にハンガーラックを配置することで、作業に集中しやすい空間を確保できます。パーテーションでしっかり仕切る視線をしっかり遮りたいときや、明確に空間を分けたいときには、パーテーションが活躍します。折りたたみ式や軽量タイプを選べば、移動や収納も簡単で、賃貸でも安心して使えるアイテムです。間取り図では、キッチンまわりと居住スペースのあいだにパーテーションを配置し、生活感が出やすいエリアをさりげなく目隠し。折りたたんで省スペースに収納したり、来客時だけ設置するなど、使い方の幅も広がります。観葉植物を使って自然に仕切る仕切りながらも空間に自然なやわらかさを加えたいなら、観葉植物を使ったゾーニングがおすすめです。家具やパーテーションに比べて圧迫感が出にくく、光や風を通しながら空間をふんわりと分けることができます。間取り図では、ソファとキッチンの間に中型のグリーンを横並びで配置し、視線の仕切りをつくりつつ、空間にリズムを生んでいるのがポイントです。ロフトベッド下を活用して空間を仕切るワンルームでも「寝る」「作業する」「くつろぐ」など、用途ごとに空間を分けたい方には、ロフトベッドの活用がおすすめです。ベッドを上段に配置することで、床面をそのままデスクや収納として使え、縦の空間を最大限に生かせるレイアウトになります。床面を有効活用することで、居室全体がすっきり広く見える効果も期待できます。ウォールラックで柔軟に仕切る壁面を有効活用できる「ウォールラック」は、収納と仕切りの両方を叶えてくれる優秀アイテムです。突っ張り式のパーツを使えば、壁に穴をあけずに設置できるため、賃貸でも安心。仕切りたいエリアに縦のラインをつくるだけで、空間にメリハリが生まれます。仕切りを取り入れたワンルーム実例集【間取り図付】仕切りのアイデアがわかったら、次は実際のレイアウトでどのように取り入れられているのかを見てみましょう。ここでは、家具やラグを使って空間をゾーニングした、実際のワンルーム実例をご紹介。賃貸でもできる工夫や、視線・動線に配慮した配置など、すぐに取り入れたくなるヒントが詰まっています。収納とラグで寝室をゾーニングベッドスペースとリビングスペースがつながったワンルームの一角を、ラグと収納家具でゆるやかに区切った実例です。ベッド横にはドレッサーを兼ねたチェストを配置し、視線の抜けを確保しながら自然な間仕切りとしても機能。足元には円形ラグを敷くことで、ベッドまわりが寝室として独立した印象に。カラーはベージュ・グレージュのワントーンで統一されており、部屋全体にやわらかな一体感を与えながらも、エリアごとの雰囲気をさりげなく切り替えています。あえて高さを出しすぎない家具選びで、圧迫感なく空間を仕切っているのもポイントです。〜上記でご紹介した弊社実例はこちら〜自分だけの可愛いをつめこんでラグとソファでリビングをでさり気なくゾーニングベッドと同じ空間に配置されたリビングスペースを、ラグと家具の配置でゆるやかに分けたレイアウトです。やわらかな毛足のラグを敷くことで、足元から空間の印象を切り替え、くつろぎのゾーンを自然に演出。さらに、ソファの向きをあえて斜めにすることで、視線や動線をやわらかく分け、より独立感のあるスペースに仕上げています。丸みのあるローテーブルやライトのフォルムが空間にやわらかさを添え、空間を区切りつつも圧迫感を与えません。限られたスペースでも、ラグ1枚で「くつろぎの場」としての雰囲気を確立できる好例です。〜上記でご紹介した弊社実例はこちら〜帰りたくなるマイルームラグ×壁面活用で生活空間をすっきりゾーニング弊社実例ベッドと隣接するソファスペースを、ラグでゆるやかにゾーニングしたレイアウト。リビングとしての領域をラグでやさしく仕切ることで、視覚的にもくつろぎのスペースが明確に分かれています。注目したいのは、対角の壁に沿って設けられた2つのエリア。丸テーブルとチェアを壁付けしたコンパクトなダイニングスペースと、木目のデスク&キャスターチェアのワークスペースが、互いの動線を邪魔せずに配置されています。食事は食事、仕事は仕事と、それぞれ集中できる空間を確保しながら、限られた面積を有効に使っています。弊社実例家具の高さやサイズ感を抑えることで、空間に抜け感を残しつつ、それぞれの役割がしっかり感じられる構成に。暮らしのすべてがひとつの部屋に収まっていながらも、整った印象が際立つオシャレな実例です。ワンルームの仕切りでよくある3つの失敗と対策弊社実例仕切りを取り入れることで、ワンルームはぐっと暮らしやすく、おしゃれな空間へと変わります。しかし一方で、「思っていたより圧迫感がある」など、実際に仕切ってみて気づく使いにくさに悩む声も少なくありません。そこで、ワンルームの仕切りでよくある3つの失敗例と、それぞれに合わせた対策方法をご紹介します。圧迫感が出て部屋が狭く見えるワンルームで仕切りを取り入れる際、もっとも多く見られる失敗が「部屋が狭く感じるようになってしまった」というケース。空間を分けること自体は正解でも、背の高い家具や遮蔽感の強い素材を選ぶと、視界が遮られ、部屋全体が窮屈な印象になってしまいます。【対策】「背の低い家具やロータイプのシェルフを選ぶ」腰高程度のアイテムなら、空間を緩やかに分けつつも視線が通るため、圧迫感を軽減できます。「透け感のある素材を使う」カーテンやパーテーションには、リネンやメッシュ、すりガラス風などの抜けを感じさせる素材を選ぶのがおすすめです。光を遮って部屋が暗くなる仕切りによって生まれるもうひとつの落とし穴が「部屋が暗くなってしまう」こと。ワンルームは採光のための窓が1面だけということも多く、そこから差し込む光が仕切りで遮られると、全体がどんよりとした印象になりがちです。【対策】「窓まわりは開放的にしておく」カーテンや家具で窓をふさがないように注意し、できるだけ光が届く範囲を広くとりましょう。「光の通り道に背の高い家具を置かない」採光を遮る大きな棚やパーテーションは、部屋の奥や日陰側に配置し、明るさを確保したいエリアには低めの家具を選ぶのがポイントです。レイアウトが変わって使いにくい「仕切りを入れたことで空間が使いづらくなった」。こんな声も少なくありません。仕切りによって家具の配置が変わってしまうと、いままで使いやすかった空間が使いにくくなる場合も。使いやすさをキープするには、動線を意識したレイアウトが大切です。【対策】「人が通る動線は60cm以上を目安に確保する」最低限の生活動線として、60cm前後の通路幅を意識すると、圧迫感なく快適に動けます。「可動式の仕切りや軽量家具を取り入れる」キャスター付きのラックや、簡単にたためるロールスクリーンなどを活用すれば、模様替えや気分転換にも柔軟に対応できます。ワンルームを仕切る際のよくある質問(FAQ)弊社実例ワンルームの仕切り方にはさまざまな方法がありますが、実際に取り入れるとなると「どのアイテムを使えばいい?」「圧迫感は出ない?」「賃貸でもできる?」など、疑問が尽きないものです。ここでは、ワンルームを仕切る際のよくある質問をまとめ、それぞれのポイントや注意点を解説します。Q.狭い部屋でも仕切れますか?A.はい、家具の高さや配置を工夫することで、狭い空間でも快適に仕切ることが可能です。ポイントは、「視線の抜け」を意識すること。背の高い家具でしっかり仕切るのではなく、ロータイプの収納やシェルフ、透け感のあるカーテンやリネン素材など、軽やかで圧迫感の少ないアイテムを選ぶことで、空間を仕切りながらも広さを保てます。また、ラグでゾーンを区切ったり、観葉植物をさりげなく配置したりと、物理的に遮らず雰囲気で分ける方法もおすすめです。Q.賃貸でも大丈夫な仕切り方法は?A.はい、原状回復ができるアイテムを選べば、賃貸でも安心して仕切りを取り入れられます。たとえば、壁や天井に穴をあけずに使える突っ張り棒タイプのパーテーションや突っ張りカーテンレールは、設置も取り外しも簡単で、賃貸にぴったり。また、背の低い収納棚やシェルフ、ソファなどの置き家具でゆるやかに空間を仕切るのも有効です。Q.どこを仕切ればよいか迷いますA.まずは、「どんな風に暮らしたいか」「どこで何をしたいか」を考え、生活の用途ごとに空間を分けてみましょう。たとえば、ベッドまわりは寝るための落ち着いた空間として仕切ることで、来客時の生活感を隠せたり、気持ちの切り替えがしやすくなります。一方で、仕事や勉強に集中したいなら、デスクまわりを仕切ることで、視界にベッドやテレビが入らず、集中しやすい環境がつくれます。くつろぐスペース・食事するスペースなども、自分にとって「どこが区切れていると快適か」を考えて配置していくと、自然と暮らしやすいレイアウトに整っていきます。仕切りアイデアで、もっと快適なワンルーム暮らしをひとつの空間にすべてが詰まったワンルームこそ、空間の使い方が暮らし心地を大きく左右します。カーテンやラグ、収納家具など、賃貸でも無理なく取り入れられるアイテムは多く、工夫次第でぐっとおしゃれに、そして快適に。今回ご紹介したアイデアや実例を参考に、あなただけの心地よい空間づくりを楽しんでみてください。小さな仕切りが、暮らしに大きな変化をもたらしてくれるはずです。関連記事『一人暮らし』インテリアのコツとは?ワンルーム・1K・1LDKの実例紹介一人暮らしに必要な家具セットは?おすすめ15種類と間取り事例を紹介一人暮らしにローテーブルはいらない?代用アイテム8選をご紹介【一人暮らしの女性向け】おしゃれなモダンインテリアの作り方|簡単&実践ガイド一人暮らしソファは後悔する?失敗しない選び方とレイアウト実例をご紹介一人暮らしでベッドは本当にいらない?布団との比較で後悔しない選び方おしゃれな部屋作りのコツ|女子の一人暮らしを格上げするインテリア術一人暮らしにダイニングテーブルはいらない?後悔しない選び方と代用品も紹介