一人暮らしお部屋のレイアウトを考えるときに、ベッドやソファ、ローテーブルなどを置こうとしたら「思ったよりも部屋が窮屈になる」なんて悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?「食事をするローテーブルはマストアイテム」と考えがちですが、実は部屋の広さや暮らしによってはローテーブルがいらない場合やほかのもので代用できる場合もあるんです。この記事では、ローテーブルの役割やライフスタイルに合わせた選び方、そしてローテーブルの代わりになるおすすめの家具をご紹介します。一人暮らしでローテーブルを置くか迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。関連記事一人暮らしの部屋の作り方は?おしゃれにする8つのポイントを解説『一人暮らし』ソファ選びの悩み解決!おしゃれなインテリア実例とレイアウト一人暮らしに必要な家具セットは?おすすめ15種類と間取り事例を紹介ローテーブルの役割とは?弊社事例:年中無休でコーデュロイ自身のライフスタイルにローテーブルがいらないかどうか検討する前に、そもそもの役割について押さえておきましょう。ローテーブルの役割は、主に下記の4つ。食事をするスマホや雑誌などの物を置くPC作業や勉強などの作業をするインテリアのアクセントになるローテーブルのメインの役割は、食事のためのスペースになるということです。一人暮らしのコンパクトなお部屋でダイニングテーブルを置けない場合は、来客時も憩いの場として活躍してくれます。また、ソファやベッドに座ったときにスマホや本を置いたりと、ちょっとした物置きとしても役立ちますよね。デスクまで置くスペースのないワンルームでは、PC作業や勉強をするときに作業スペースとして使うことも。さらに、ローテーブルのデザインは四角形や円形、天然木や大理石を使用したものなど、形や素材もさまざま。リビングにローテーブルを置くことで、インテリアのアクセントとしても役立ってくれます。一人暮らしにローテーブルはいらない!やめた人の理由弊社事例:窓から見える夕日を眺めながら一人暮らしのお部屋で多くの役割を担うローテーブルですが、「いらない」と判断して置くのをやめた人の理由は一体何なのでしょうか?その主な理由はこちらの3つです。部屋が狭いあまり使う機会がない床に座っていると疲れるコンパクトな間取りでローテーブルを置くと部屋が窮屈になってしまうため、ローテーブルを置かないというケースが多いです。また、そもそもあまり使う機会がなくて不要と判断される方も。ほかにも、ソファと組み合わせて使っておらず、床に座ってローテーブルを使用していると姿勢が整わなくて疲れてしまう...なんてケースもあります。一人暮らしでローテーブルがいらないケース弊社事例:優雅なティータイムローテーブルをやめた人は、自身の部屋やライフスタイルに合わせて置くか置かないかを決めています。そこで大切なのはやはり、本当にいらないかどうかしっかりと検討すること。ただ部屋が狭いからといって置かないと不便を感じかねません。反対に「必要だろう」と安易に購入しても、無駄な出費になってしまうこともあります。ローテーブルがいらないケースは下記の4つです。リビングを広々と使いたいリビングで食事をしない仕事などの作業時間が長い来客が少ないそれでは、ひとつずつ詳しく解説していきましょう。リビングを広々と使いたい一人暮らしで部屋が狭くて、ソファや収納などのほかの家具を置くと窮屈になる場合は、ローテーブルを置かないことで広々と使うことができます。リビングで寝転がってくつろぎたいといった方も、ローテーブルを置かない方がおすすめです。また、インテリアショップで見るとそれぞれの家具は小さく思えても、実際に部屋に置いてみると圧迫感があったというのはよくある話。家具自体のサイズだけではなく、「引き出しを開けるスペースはあるか」「洗濯物を干すときに不自由はないか」などの生活動線を念頭に、レイアウトもしっかりと考えておくことが大切です。リビングで食事をしない一人暮らしの部屋が広くてゆとりがあるという場合でも、ローテーブルがいらないケースはあります。たとえば、ダイニングテーブルやキッチンカウンターがあって、ほとんどそちらで食事をするという場合。リビングはくつろぐことがメインであまり食事をしないのであれば、ローテーブルほどの大きさがなくても大丈夫と言えます。仕事などの作業時間が長い在宅ワークや勉強など家での作業時間が長いという方も、ローテーブルが最適とは限りません。ローテーブルの高さは25〜40cm程度で、ソファと合わせたり、座椅子と合わせて使用するのが一般的です。ただ、PC作業や勉強で長時間座って作業するという方は、ソファに座って前屈みになったり座椅子で作業をしたりするのは疲れてしまうことが多いのではないでしょうか。その場合はローテーブルをやめてデスクにするという手もひとつです。ローテーブルの代わりになるアイテムについては、後ほど詳しく解説します。来客が少ない一人暮らしで友人や家族を部屋に呼ぶことが少ない方にとっては、ローテーブルはすこし大きいかもしれません。テーブルを囲んで、食事や飲み物などたくさん物を置く場合は必要ですが、一人で使用するにはもっとコンパクトなもので十分でしょう。一人暮らしでローテーブルを置かないことのメリット弊社事例:これこそ、海街LIFE。ローテーブルはいらないと決めたら、置かないことでたくさんのメリットがあります。それは、リビングを自由に使える部屋を広く見せる効果がある掃除が楽になる生活にメリハリがつくということです。ローテーブルを置かないことで、床にラグを敷いてごろんと寝転がってくつろいだり、ストレッチや筋トレをしたりとリビングを自由に使う楽しみが広がりますね。また、床が見える面積が大きいほど部屋を広く感じる効果があるので、狭い部屋でも圧迫感を減らし、開放感を出すことができます。「床に物が少ない」ということは、掃除もスムーズ。テーブルを動かす手間が省けて一石二鳥です。そして、ローテーブルをやめた人の理由として「床に座っていると疲れる」ということを挙げましたが、「床に座っているとついだらけてしまう」といった声も。別の場所に作業スペースを設けることで、リビングではゆったりとくつろいで、場所を移動して食事をしたり集中したり...と生活にメリハリをつけることができます。ローテーブルの代用アイテム8選とおすすめポイント弊社事例:非日常で贅沢なひとときをローテーブルを置かないと不便になるのでは?といった懸念点がありますよね。そこでここからは、ローテーブルの代わりになる家具やアイテム8選とそれぞれのおすすめポイントをご紹介していきます。サイドテーブル弊社事例:自分だけの可愛いをつめこんで「リビングで食事はしないけれど、ソファでくつろぐときに飲み物などを置きたい」という方には、サイドテーブルがおすすめです。ソファだけでなくベッドサイドでも、寝る前のリラックスタイムや就寝時に本やスマホ置きなどとして様々な場面で活躍してくれますよ。ネストテーブル弊社事例:優雅な時間が流れる空間ネストテーブルとは、同じデザインでサイズ違いのテーブルが複数台入れ子になったもの。それぞれ高さや幅が違うので、用途によって使い分けられるというのが最大の魅力です。たとえば、小さなサイズは床に座ってくつろぐときの飲み物置きとして、大きなサイズはソファでのちょっとした食事やPC作業に...といった風に、場面に適した大きさを選んで使うことができます。また、複数台あることで来客時にもフレキシブルに対応できるのがうれしいポイント。デスク弊社事例:しごできルーム部屋でPC作業や勉強をする時間が長いという方には、ローテーブルの代わりにデスクがおすすめです。自分に合ったチェアを選ぶことで、長時間座っていても疲れにくく、作業に集中することができます。食事も幅60cm×奥行き40cmほどあれば、ゆとりを持ってとることができます。ただ、ローテーブルのように対面で食卓を囲むということはできないので、一人暮らしで来客が少ないという場合に適しています。ダイニングテーブル弊社事例:日常にくつろぎの時間をダイニングスペースを設けられる部屋では、ローテーブルをやめてダイニングテーブルにするという方法もあります。床で食事をするのに慣れていない方や、家族や友人を家に招いて食卓を囲むという方にはぴったりです。また、食事だけでなく作業スペースとしても活躍。部屋が狭くてリビングとダイニングのスペースを別々に設けることができないという場合は、ダイニングソファを合わせて、リビング兼ダイニングにするのもおすすめですよ。スツール弊社事例:年中無休でコーデュロイチェアと違って背もたれのないスツールは、コンパクトで豊富なデザインが魅力。気軽に持ち運べるというメリットもあるので、必要に応じて様々な用途で使うことができます。たとえば、テレビを見るときにソファ前に置いてテーブル代わりに、来客時はチェアとして、使わないときはカバンなどを置く一時的な物置きとして...といった風に何役もこなしてくれる万能アイテムです。食事や飲み物などを置くためには安定感が必要なので、座面部分はなるべく平らな形状を選ぶとよいでしょう。オットマン弊社事例:非日常で贅沢なひとときをスツールよりも高さが低く、大きなサイズのオットマン。通常はソファと合わせ、足を伸ばしてくつろぐための家具ですが、実はローテーブル代わりにも使える優れものです。クッション性があり安定しにくいので、飲み物を置く際はトレイを使って安定感を確保しましょう。収納家具ナイトテーブルやワゴン、収納ボックスなどの収納力が備わった家具やアイテムもローテーブルの代用として使えます。たとえば、上部が棚になっているようなワゴン。キャニスター付きであれば、必要な場所に移動させることができて床掃除の際も楽ちん。リラックスタイムに使うならコーヒーアイテム、作業用であれば筆記用具や本など、使うときに必要なアイテムを収納しておくと準備時も重宝します。ベッドトレイ出典:IKEA「ベッドに座って映画鑑賞や読書をゆったりと楽しみたい」という方におすすめなのが、ベッドの上でテーブルとして使うことのできるベッドトレイです。コンパクトなサイズ感ながらも、飲み物やおつまみなどを置くには十分な大きさ。リビングで床に座ってくつろぐときにもぴったりです。折りたためるものが多いので、使わないときはしまっておけるのもありがたいポイントですね。ローテーブルは置かない!一人暮らしのレイアウト実例最後に、弊社Praemioのコーディネート実例で、ローテーブルを置かないレイアウトをご紹介します。ご自身の間取りやライフスタイルと照らし合わせて、お部屋作りの参考にしてください。サイドテーブルだけを置いたワンルームとリビングまずは、サイドテーブルのみを置いたレイアウトの紹介です。こちらは6畳ほどの1K一人暮らしのお部屋。ベッドを置くとリビングを広々と確保するスペースはないため、窓際にパーソナルチェアとサイドテーブルを設置しました。「PC作業をするスペースがほしい」というご要望があったので、パーソナルチェアに合わせたテーブルをチョイス。コンパクトでありながら、ちょっとしたPC作業や食事もできるワンルームに仕上げています。大きなソファや床でくつろぐスペースはありませんが、ゆったりとしたパーソナルチェアを置くことでリラックス感をプラスしたのもポイントです。続いては、寝室と隣接した約6畳のリビングスペース。ミッドセンチュリーなコーディネートが目を引きますね。パーソナルチェアを2つ設置し、その間にサイドテーブルを置くことで、2人で座ったときにも飲み物などに手が届きやすいレイアウトにしています。ローテーブルを置くと収納を開けるときにすこし窮屈になってしまいますが、サイドテーブルでゆとりのある空間にしています。また、サイドテーブルはガラス素材のものを選んで圧迫感を減らし、すっきりとした印象に。部屋があまり広くないときは、家具やアイテムの素材感にも注目してみてください。〜上記で紹介した弊社事例はこちら〜たまーに泊まる贅沢ハイセンス・ミッドセンチュリーサイドテーブルを2つ組み合わせたワンルームこちらは、一人暮らし1Kのコンパクトなお部屋です。ベッドのすぐ横に一人がけのソファを設置し、サイズの違うサイドテーブルを2つ組み合わせています。ネストテーブルのように、片方にはテーブルライトを置いて、もう片方には飲み物を置いて...と、使い勝手の良い場所に必要なものをセットして過ごすことができます。素材は、石が混ざった「テラゾー」というもの。2つ置いていますが、明るい色合いで脚のフォルムもスッキリとしていたデザインのため、圧迫感を感じません。〜上記で紹介した弊社事例はこちら〜帰りたくなるマイルームダイニングテーブル×サイドテーブルを置いたリビングダイニングダイニングテーブルとサイドテーブルを両方置いた実例です。こちらのリビングダイニングは、ホワイト・ベージュ・ゴールドで統一した柔らかなモダンインテリア。テーブルの色味もホワイトとゴールドで揃えているので、空間全体にまとまりが感じられます。ローテーブルを置かずにサイドテーブルにすることで、リビングスペースは広々。ラグに寝転がってのんびりと過ごすのも心地良さそうですね。また、それぞれのテーブルは円形タイプを選びました。円形は四角形のように角がないので圧迫感がなく、視覚的にも緊張感を和らげる効果があるんです。〜上記で紹介した弊社事例はこちら〜優雅なティータイムダイニングテーブル×サイドテーブル×オットマンを置いたリビングダイニングこちらのヴィンテージ感溢れるリビングダイニングも、ダイニングテーブルとサイドテーブルを両方置いています。リビングにローテーブルを置かない分、オットマンを設置できるスペースを確保できました。足を伸ばしたり座ったりして使える上に、トレイを置いてテーブル代わりに使うことも。また、テーブルはヴィンテージテイストを意識した「木×アイアン」を使用したデザインで統一しました。このように形が違っても、色や素材などの何かひとつを合わせることで、空間にまとまりが生まれます。〜上記で紹介した弊社事例はこちら〜憧れの大人な男性ヴィンテージサイドテーブル×折り畳みローテーブルを置いたワンルーム最後にご紹介するのは、柔らかい色味で統一したフェミニンなワンルーム。ベッド横にはドレッサーや収納を設置して、充実した寝室スペースに仕上げました。リビングスペースは部屋奥への動線を確保するために、ローテーブルを置かずにサイドテーブルを置いています。ただ、サイドテーブルだけでは、友人が来た際にもてなす場所がない...ということで、折り畳みのローテーブルを設置。普段はソファ下に収納しておくことで動線を確保しつつ、来客時には食卓を囲んで楽しむという風に、時々に合わせて対応できるお部屋にしました。たまにはローテーブルを使いたい!という方は、折り畳みテーブルを探すのも吉ですよ。〜上記で紹介した弊社事例はこちら〜自分だけの可愛いをつめこんでまとめ今回は、ローテーブルがいらないケースやローテーブルを置かない一人暮らしのレイアウトをご紹介しました。いかがでしたでしょうか?一人暮らしでお部屋が狭い、ローテーブルをあまり使うことがないといった場合は、ローテーブルよりもご自身にぴったりの家具があるかもしれません。代用となるおすすめのアイテムを参考に、ライフスタイルに合わせたレイアウトを楽しんでくださいね。