モダンなインテリアコーディネートは、スタイリッシュで高級感もあり、流行に左右されることなく根強い人気のあるスタイルです。わりと取り入れやすいモダンスタイルですが、ポイントを押さえてコーディネートしなければ無機質で冷たい空間になってしまいます。ご自宅にモダンなスタイルを取り入れる際に、センス良く仕上げるコツについて実例を交えながら紹介します。モダンインテリアのコーディネートのポイントそもそもモダンスタイルとは、「現代的な」「今風でおしゃれな」を意味し、モダンインテリアとは「おしゃれさ」「カッコよさ」「クールな印象」の3つの要素を兼ね備えたインテリアです。弊社事例:シンプルで、洗練された暮らしをモダンなインテリアコーディネートの魅力であるスタイリッシュな空間を引き立てるためには、下記の要素の組み合わせが大きなポイントです。モノトーンなどシンプルな色白・黒・グレーなどのモノトーンをベースにコーディネートします。これにより空間が引き締まって感じられ、落ち着いた雰囲気が生まれます。また、深みのあるネイビーやワインレッドを使用する場合もあります。直線的なデザイン家具やアクセントとなるアイテムは直線的なデザインを基本に選びます。それにより、空間が引き締まって洗練された印象となり、モダンなスタイルがより際立ちます。 無機質な素材の活用アルミ、ステンレス、ガラス、プラスチックなどの無機質な素材や硬質な素材を積極的に活用します。また、金属やガラスの光沢感のある素材に、上質な木材や皮革もアクセントとして取り入れられます。モダンなインテリアコーディネートをスタイル別に解説モダンスタイルの基本はもちろん、ほかのインテリアスタイルと融合させた派生スタイルが数多く存在します。各スタイルはモダンスタイルの特徴を持ちつつ、それぞれの特徴を生かしたアプローチで「おしゃれで都会的なインテリア」を実現しています。今回はその中から下記の6つのスタイルを詳しく解説します。機能的で洗練されたスタイリッシュモダン弊社事例:ナチュラルだけど、ホテルライクスタイリッシュモダンは、シャープで都会的なモダンスタイルに「スタイリッシュ=機能性・流行の」スタイルを組み合わせたコーディネート。機能的で無駄のないデザインのインテリアを用いながらも、トレンド感のある洗練された印象が感じられる空間です。モダンスタイルといえば、スタイリッシュモダンインテリアを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? 「金属など光沢のある素材」×「木材など温もりのある素材」といった異素材の組み合わせを取り入れるとおしゃれ度がぐんとアップします。スッキリミニマムでおしゃれ空間なシンプルモダン弊社事例:すっきりと無駄のない、だけどオシャレなお部屋シンプルモダンなインテリアは、物を減らして生活感を排除したスタイルです。具体的には、物の配置を最小限に抑え、色数も絞って作り上げます。ただしそれだけだと面白みのない空間になりがちなので、質感でバリエーションを加えることが重要です。先ほどお話したスタイリッシュモダンと似ていますが、よりすっきりとミニマムな印象が特徴的です。和の温かみをとりいれた和モダンhttps://pixta.jp/photo/90203602和モダンは、日本の伝統とモダンインテリアを融合させたスタイルです。モダンインテリアに古くから伝わる和風建築の特徴を取り入れています。和風建築は、白基調の珪藻土の塗り壁や高級感のある木材(ヒノキ、杉、竹)を使用した家具、建具に用いられる正方形や長方形のデザインなど、モダンインテリアと調和する要素を多く持っています。日本人にとって馴染みのある要素が含まれているため、安心感や心地良さを感じさせます。木の温もりを活かしたインテリアが特徴で、自然の風合いとナチュラルな木材で構成された空間は趣があります。同時に、シンプルで直線的なデザインがモダンな印象を与えます。ヒノキや杉の家具は一つあるだけで部屋に高級感をプラスし、和モダンの魅力を一層際立たせます。ワンランク上の上質さのあるラグジュアリーモダン弊社事例:高級タワーマンション30階でラグジュアリーなインテリアに囲まれながらラグジュアリーモダンは、贅沢なホテルの雰囲気を取り入れたスタイルです。光沢感のあるガラスや金属を組み合わせ、洗練された雰囲気を作り上げます。床材に大理石など天然石のタイル、無垢のフローリングを使用する、壁面を上質感のある塗り壁やモノトーンのアートで彩るなどの方法で高級感を演出します。また、家具選びや家具の配置の際には水平方向に意識を向けます。例えば、ローソファーとローテーブルを合わせるなどで、空間の広がりを感じさせる効果を狙います。アイテム選びには、高品質な素材感と上質なデザイン要素が重要視されます。自然素材を取り入れたナチュラルモダンhttps://pixta.jp/photo/107940287ナチュラルモダンは、自然の要素を取り入れた心地よい空間が特徴です。モダンスタイルの主流となる光沢のあるクールな素材と天然木などの自然素材を組み合わせます。木製の家具や明るい色のフローリング、アクセントカラーとしてアースカラーが用いられます。これにより、あたたかみとおしゃれさを両立させた雰囲気を作り出します。洗練された落ち着きのある北欧モダンhttps://pixta.jp/photo/90164660北欧モダンは、明るく開かれた空間、自然素材、機能性、シンプルな形状が特徴です。ナチュラルモダンの特徴に加えて、北欧デザインの木製家具や北欧柄のファブリックを取り入れています。モダンスタイルの無機質で直線的な素材感と、北欧スタイルの曲線的な木材の組み合わせによって、クールな要素とあたたかみのバランスのとれた落ち着いたイメージを与えます。モダンインテリアコーディネートを成功させるコツ弊社事例:ダークな床の色に合わせて、かっこよく。モダンな雰囲気を醸し出すためには、いくつかの守るべきポイントがあります。ここではモダンなインテリアコーディネートを成功させるためのコツを紹介します。モダンインテリアの配色はモノトーン基調弊社事例:シンプルで、洗練された暮らしをここまでも紹介してきたように、まずは、モノトーンをベースに、シンプルで統一感のある配色を心掛けましょう。白・黒・グレーの配分によって、印象が変わります。黒やダークグレーをメインとすると高級感のあるモダンスタイルになり、白やライトグレーの配分が増えるほど、ナチュラルで落ち着いた雰囲気となります。直線的なフォルムや脚の細いスタイリッシュな家具など、形状にこだわる弊社事例:渋かっこいいモダン ここにありモダンスタイルの家具選びでは、直線的なデザインや脚の細さなど形状にこだわりましょう。装飾を排除したシンプルで直線的なフォルムは、スタイリッシュな雰囲気を演出します。例えば、ソファであれば、ひじ掛けが平らなデザインや高さの揃った低めの背もたれのもの、テーブルであれば、厚みが薄く、面取りしていない直角なイメージの天板のものがぴったりです。デザイン性の高い照明でモダンなインテリアを引き立てる弊社事例:ホテルのような落ち着きのある大人のモダン照明のデザインはインテリアにおいて重要な要素です。高いデザイン性をもったおしゃれな照明器具は、空間のアクセントとなり、モダンな雰囲気を引き立てます。間接照明や、直線的なフォルムのスタンドライトを併用することも検討してみましょう。照明は、使用する電球の色温度によって、光の色が変わります。色温度の高い昼光色は、青白い光でシャープな印象を与えるのでモダンなテイストともよく調和します。また色温度の低い電球色であれば、オレンジ掛かった光でリラックスした雰囲気を醸し出します。時間帯や使用用途、その日の気分に合わせて、光の色を使い分けできる照明器具もあります。インテリアのアクセントとしてアートや観葉植物にこだわる弊社事例:渋かっこいいモダン ここにありモダンなインテリアにおいて、空間に動きを与えるアートや観葉植物やオブジェは重要なアクセントです。モノトーンのアートだけでなく、上品な色合いのアートを配置したり、観葉植物を取り入れてコントラストを生み出したりといった工夫は、空間に個性をプラスできます。アートを選ぶ際は、額縁にも注目しましょう。額縁の無いものや細いものはより無駄のないスッキリした印象です。シルバーなど光沢のあるデザインもよく調和します。大きな観葉植物を置く場合は、葉や茎の向きが上方向に伸びているものなど、シャープな印象のものを選ぶと調和させやすいでしょう。光沢感や重厚感など素材の質にこだわる素材の質感は、モダンなインテリアと一般的なシンプルな部屋の一線を画すために不可欠です。光沢感や重厚感のある素材を使用すると、上質で洗練された雰囲気を生み出します。例えば、ステンレスなどの金属素材や透明感のあるガラス、大理石などの天然石は、光沢感やクールな印象を与えます。上質なレザーや高級感のある色合いの木材を取り入れると、シャープな中にもあたたかみや落ち着いた雰囲気をプラスでき、空間に深みを与えられます。スタイリッシュに上質に。モダンインテリアの実例5選それでは、弊社Praemioのモダンインテリア事例をご覧いただきながら、モダンなスタイルの魅力について説明します。「スタイリッシュで洗練された空間に憧れている!」「自分好みのモダンインテリアを見つけて楽しみたい!」という方は、ぜひ参考にご覧ください。モノトーンのコントラストが美しい上質なリビングモノトーンでスッキリと仕上げた室内に、クールで艶のあるシルバーのスタンドライトをアクセントにしたリビングは、まさにモダンインテリアの王道スタイルです。ソファーとラグの質感によって、冷たすぎずくつろげる雰囲気に仕上がっています。洗練された雰囲気とあたたかみを両立させたリビングダイニング柔らかなベージュを基調としながらも、モダンな雰囲気に仕上がっているのは、家具のチョイスが鍵です。直線的なフォルムで背が低く、水平面に広がりを感じさせるローソファーとローテーブルがスタイリッシュな雰囲気に。デザイン性が高く個性的な照明もアクセントとして、とても良いです。ダイニングの木製テーブルとダイニングチェアが重厚感をプラスしています。ダイニングチェアはベロア素材のものを選び、高級感を演出。どのアイテムも上質なしっとりとした質感やツルっとした質感が感じられるのが大きなポイントです。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜ホテルのような落ち着きのある大人のモダンスタイリッシュな照明が目を惹くダイニング色づかい、スッキリしたフォルム、近代的な素材感の照明と、モダンスタイルの3大要素が詰め込まれたダイニングです。ダイニングは生活感の出てしまいやすいエリアですが、こんなスタイリッシュなダイニングで食事してみたくなりませんか?ガラス素材のペンダントライトは、スタイリッシュで都会感のあるデザインが魅力。圧迫感がないにもかかわらず、おしゃれな存在感を放っていますね。ダイニングの奥には、キャビネットを置いて照明やインテリア小物を飾りました。壁面にはフォーカルポイントになる大きなアートも。こんな風にお部屋の「見せ場」を作ると、ぐんと垢抜けたおしゃれな雰囲気になりますよ。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜ダークな床の色に合わせて、かっこよく。淡いグレーでまとめた落ち着ける寝室こちらは、ホワイトや淡いグレーといった色合いを用いて色数が極力抑えられた癒しの寝室です。照明の光の加減も柔らかさを感じさせます。そして、モダンスタイルを完成させるスパイスとなっているのがドレッサーのデザインやクリア素材の椅子です。これによって、柔らかな空間に洗練された雰囲気が加わっています。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜シンプルで、洗練された暮らしをまるでホテルのようなラグジュアリーな寝室ラグジュアリーモダンな寝室を目指すなら、寝具の質感も重要です。艶と光沢のある寝具はそれだけでモダンスタイルを盛り上げます。ベッドのデザイン、サイドテーブルのフォルムや照明など、どこを見てもラグジュアリーモダンな要素にあふれています。スタイリッシュなモダンインテリアで洗練されたお部屋にモダンスタイルのインテリアコーディネートの特徴や取り入れる際のポイントについて紹介しました。機能的でスタイリッシュなインテリアは、快適で満足感の高い生活を手に入れることができます。また、スッキリした生活を維持するための習慣は「物を増やさない意識」にも繋がっていきます。ご自身にぴったりのモダンインテリアを手に入れる参考としていただければと思います。ただし、スッキリした空間とくつろぎを感じさせる雰囲気を両立させながらインテリア全体をまとめるのは意外と難しいものです。スタイル選びの方向性やアイテムの選定に悩んだ際は、インテリアの専門家に相談する方法もあります。専門家なら、ご自宅のインテリアをモダンスタイルに変身させる最適なアドバイスが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。