こんにちは。今回は、インテリアコーディネートの費用相場や流れについて解説します。「インテリアコーディネートを依頼したい!」と引越しのタイミングや模様替えのタイミングで思う方、いらっしゃるかと思います。<以下、弊社の事例です。>事例:ダークな床の色に合わせて、かっこよく。事例:クラッシックが聞こえるようなこのように、インテリアコーディネーターが、幅広い知識・経験と技術を駆使して、お客様の現状や理想のライフスタイルや好みのインテリアスタイルに合わせた最適でオシャレな住空間をつくり上げます。・・ただ、具体的にはどんなことをしてくれるのか、依頼するにはどのくらいの費用かかるのか、相場はどうなのか、まだまだ分からないことだらけかと思います。そこで今回は、インテリアコーディネートを依頼したときの流れ、費用、サービス内容比較について弊社の実際の事例をもとに詳しく解説したいと思います。この記事を読めば、インテリアコーディネートを依頼するときの相場や依頼するときの判断基準がわかります。ぜひ、依頼する際の判断材料としてご活用ください。メディア情報「櫻井・有吉 THE夜会」でインテリアコーディネートの協力をさせていただきました。全国賃貸住宅新聞のオーナー専科10月号にて「カラーコーディネート」について掲載させていただきました。目次インテリアコーディネートの依頼で何ができるの?「インテリアコーディネート」とは、住宅やオフィス、店舗などの内装デザインや家具や照明・カーテン・小物などをトータルでコーディネートすることを言います。依頼者の好みのインテリアを作るだけではなく、全体の予算、間取り、機能性などを考慮した上で、インテリアコーディネーターが家具や小物やカーテン類、照明の配置、壁や床の材質と色などを全体のバランスを取りながらトータルでインテリアをコーディネートします。依頼するタイミングについては、賃貸の引っ越し、マンションや戸建ての購入、リノベーション、店舗のオープン、オフィスのレイアウト変更などが多いです。また、インテリアコーディネートと聞くとお金に余裕のある人が行うイメージがありますが、家具費用+50,000円という価格帯で依頼することができます。実際に、賃貸でお引越しをするタイミングで毎回依頼される方もいらっしゃいます。インテリアコーディネートを依頼したい!流れや費用は?インテリアコーディネートを依頼する際の流れや費用について、実際に行った案件の写真を見ながらご説明していきます。インテリアコーディネートを依頼する流れについて「インテリアコーディネートを依頼する」って、そんなに何回もあるわけではないからこそ、どういう流れで進められるのか分からないですよね。まずはPraemioで実際にご依頼いただく時の流れについてご説明します。1.初回インテリア相談まずは、どのプランのご依頼を考えているのか、お部屋の図面や依頼したい内容をインテリアコーディネーターがお伺いさせていただきます。依頼内容によっては、プランを変更した方がいい場合もございます。ご質問やご相談したいことなどを教えていただければ、この時にお話しさせていただきます。ざっくりと予算感やスケジュール感の擦り合わせもこの時にさせていただきます。こちらは、弊社オフィスの打ち合わせスペースです。写真には写ってませんが反対側の壁に家具のカタログやサンプルが並べられています。初回ご相談では「弊社オフィス」か「オンライン」か、お客様のご都合に合わせてお選びいただけます。初回ご相談にて依頼内容が決まりましたら、まずは「インテリアコーディネート費用」のお支払いをお願いしております。2.採寸・ヒアリング実際に現地にお伺いし、お部屋の寸法や搬入経路を確認させていただきます。引っ越し前で物件の引き渡しもまだのお客様の場合は、不動産の方にご連絡をしお部屋をあけて採寸をさせていただくこともございます。寸法や搬入経路以外にも、窓周りの寸法や照明やコンセントや扉の位置などレイアウトに影響する部分も一緒に確認しております。採寸が終わった後は、その情報を元に改めて内容の擦り合わせのお時間をいただいております。より細かくレイアウトや配置するアイテム、インテリアコーディネートの方向性の擦り合わせを行います。3.インテリアコーディネートご提案採寸と打ち合わせが終わったら、次は実際にインテリアコーディネートプランのご提案になります。以下の写真には写ってませんが、レイアウト図面や家具の詳細を記載した提案資料や見積書をもとに内容のご説明をさせていただいております。必要に応じて、ソファの張り地サンプルやカーテン・ラグ・テーブル天板などのサンプルをご用意し、質感などのご確認をしていただきます。4.家具手配内容が決まりましたら、搬入日の調整を行い家具など商品の手配を行います。早い商品だと1週間かからないものもあるのですが、ブランドや商品によっては2〜3週間かかるものもございます。できれば3週間ほど見ていただくと、商品選定やスケジュールに余裕が持てます。5.家具搬入・組み立て・お部屋完成家具の搬入日当日は一気に色んなメーカー・商品がくるので、量が多い場合は朝から夕方まで搬入・組み立て作業を行います。組み立ての際は、このように養生をし作業させていただいております。以下の写真は、組み立て設置まで終わった状態のお部屋です。事例:窓から見える夕日を眺めながらこちらも弊社の事例になります。このように実際にお部屋がすぐに使える状態までセッティングをさせて頂いております。事例:久しぶりの引っ越しで、思いっきりモダンなお部屋にこちらも弊社の事例です。アートやペンダント照明など、自分で取り付けて位置が絶妙にずれたりする心配もないので安心ですね。事例:オシャレなカフェ風インテリアで新しい生活インテリアコーディネートを依頼する費用についてインテリアコーディネートを依頼する費用について、算出パターンがいくつかあります。コーディネート費用の相場についてはバラバラで、安いところだと5千円から高いところで30万円などもございます。家具屋さんだと無料でコーディネートしてくれるところもございます。大体は、以下の2つのどれかで算出しているところが多いです。1.家具の合計金額の比率でコーディネート費用を設定例)家具や照明やカーテンでお見積りが100万のご提案内容だった場合、その15%である15万円をコ-ディネート料としてご請求する。ただし、最低金額が決まっていたりします。2.面積や部屋数に応じてコーディネート費用を設定「1部屋〇〇円」「1㎡〇〇円」といった部屋数や面積で費用を算出する方法です。どちらかというと、今はこのパターンで料金を算出するところが多いかもしれません。Praemioでも、このパターンでコーディネート費用を算出しております。こちらを踏まえると、インテリアコーディネートの依頼費用は、大体5〜20万くらいが相場になるのかなと思います。インテリアコーディネートの依頼先とサービス内容についてコーディネートの依頼先により、サービス内容も若干違っていたりするのでご注意を。1.インテリアコーディネートの提案のみ提案のみで、お部屋の採寸や手配や搬入設置はお客様にしていただくパターンです。フリーランスのインテリアコーディネーターさんなど【インテリアコーディネートの提案のみ】をサービスとして提供しているところによく見られます。採寸や家具購入や搬入設置はお客様自身でやっていただいたり、打ち合わせを全てオンラインで完結させたり等で、インテリアコーディネート業務を効率化させることで費用を抑えています。費用は安くお手軽なところが多いのですが、そのぶんお部屋やカーテンや搬入経路の採寸やコンセントやスイッチの位置を確認したり商品の手配・設置を全て自分で行うことになるので、「手間がかかっても良いから安く済ませたい」という方にオススメです。<メリット>費用が安い<デメリット>採寸や、家具手配・搬入時の設置や梱包材の処分など、手間が多い<コーディネート費用の相場>大体1部屋5千円〜3万円と比較的安めです。(家具料金は含まず)2.インテリアコーディネート・家具の搬入設置まで全て行うハウスメーカーやインテリアコーディネート会社が提供しているもので多いのがこのパターンです。お部屋や窓の寸法、コンセントやスイッチや照明の位置、床や壁材や扉の色の確認、家具の搬入経路の寸法(ここ、意外と大事!)から、対面での打ち合わせ、家具の搬入設置、それに伴う廃材の処分まで全て対応します。採寸や購入から設置までの面倒なことは全てプロにお任せしたい!という方にオススメです。<メリット>お部屋や窓の寸法、搬入経路の確認など細かい部分までプロがチェックしてくれる手配する手間がない、安心して全てお任せできる気になった商品は在庫を抑えてもらうことができる<デメリット>比較的料金が高くなる<インテリアコーディネートの依頼の相場>依頼費用の相場は1部屋3万円〜15万円など様々。(家具料金は含まず)3.家具メーカーのインテリアコーディネート家具メーカーやブランドでは、無料(一部で有料もあり)のインテリアコーディネートサービスを提供しているところも多いです。そのブランドの事を知り尽くしたプロのインテリアコーディネーターがご要望に沿った家具の選定をしてくれます。IKEAやニトリやBoConceptやフランフランなどがあります。そのブランドの世界観が好きで、そのブランドイメージに沿ったお部屋を作りたい人にオススメです。<メリット>無料でやってくれるところが多いその家具についての知識が豊富な方が提案してくれる<デメリット>そのメーカー内での家具しか取り扱えないので種類が限られる<コーディネート費用の相場>無料(家具料金は含まず)【インテリアコーディネートサービス比較表】サービスの特徴 費用感 こんな人にオススメ! 家具屋さん家具メーカー・その家具屋さんやメーカー内での家具しか取り扱うことができないけど、ブランドの世界観でお部屋を作れる・無料がほとんど・本格的にコーディネートをお願いする場合は、別費用がかかる場合も・・・そのブランドの世界観が好きで、そのブランドのイメージに沿ったこだわりのお部屋を作りたい人オンラインでのインテリアコーディネートサービス・お部屋の採寸や家具購入や搬入設置は自分で行わないといけない分、打ち合わせは全てオンラインで完結できる。・その分コーディネート費用が安かったり、お手軽感がある。・低価格(5千円〜3万円)"とりあえずプロのコーディネート提案を参考にして、他は自分のペースで進めたい””自分で手間を取って、その分を安く抑えたい"という人フリーランスのインテリアコーディネーター ・フリーランスならではのきめ細やかな打ち合わせやサービス・家具の買付の同行も行ってくれる人が多い・その人の世界観やセンスが反映されたお部屋を作ってもらうことができる・費用はバラバラで、人気のコーディネーターさんになると、1部屋30万などする場合も・・?!・こだわりのお部屋を、細かく打ち合わせを重ねながらコーディネーターと作り上げたい人・人気のインテリアコーディネーターにハイセンスなお部屋を作ってもらいたい人インテリアコーディネート専門会社(Praemioもコチラに当てはまります!)・インテリアコーディネート専門のため業務が効率化されているので、お部屋の採寸から家具納品までスムーズに進められる・モダンからナチュラルや北欧まで、様々なテイストに対応できる・大体5万円〜15万程度・お部屋の採寸から家具の納品設置まで、全部まるごとお願いしたい人※インテリアのサービス内容ページはこちらインテリアコーディネートを依頼するメリットについて「インテリアコーディネートを依頼することで何がどう良くなるの?」と思う方も多いかと思います。実際には、以下のようなメリットがあります。<手間と時間の節約が可能>いざ自分でインテリアコーディネートをするとなると、まずは全体方向性決めて家具メーカーを見て回って、、お部屋と家具のサイズを測って、、注文して受け取り・組み立て・設置、、全てしないといけません。インテリアコーディネーターにお願いすれば、(少なくとも弊社では)上記の全てを丸っと任せることが可能です。そのため、忙しい方などはプロに外注してしまうことをオススメします。<統一感のあるお部屋になる>インテリアコーディネーターはお部屋づくりのプロです。どうすれば統一感のあるお部屋になるのか、どうすればゴチャゴチャとしたお部屋になるのか、配色のバランスや照明の使い方を熟知しています。知識と経験を活かして、おしゃれで統一感のあるお部屋へとコーディネートします。<過ごしやすいお部屋になる>おしゃれなお部屋でも、使いにくい導線だったりすると毎日のストレスになってしまいますよね。例えばですが、テーブルと椅子の高さの差は25〜30cmくらいが使いやすいって知ってますか?他にも4人掛けのテーブルでは、幅120〜150mなどサイズは様々です。どのサイズが一番使いやすいのかは人それぞれで、正解はありません。その中から、お客様の暮らし方をヒアリングし、どのレイアウト・導線・サイズ感がちょうど良いのかを考えてインテリアをコーディネートします。<SNSで映えるオシャレなお部屋になる>最近ではお部屋のインテリアコーディネートをSNSにアップされる方も多いですよね。インテリアコーディネーターは、お部屋の内装や間取りを見ながら最適な家具や小物や照明やカーテンなどを選定するので、自分でインテリアをするよりも統一感がありおしゃれなお部屋に仕上がります。インテリアコーディネートの事例紹介実際にPraemioにインテリアコーディネートを依頼してくださったみなさまのお部屋のコーディネート事例を紹介します。ご依頼を検討されている方は、是非ご参考にしてください。1.真っ黒でラグジュアリーな寝室インテリア出典:Praemioインテリアコーディネート事例室内のベースとなる床や壁、天井などの内装材は黒で、そのベースを活かし、男性らしいブラックインテリアをコンセプトにコーディネートしました。照明は全て温かみのある電球色を使用し、寝室らしいリラックス感と落ち着きを演出しています。2.ナチュラルヴィンテージなインテリア出典:Praemioインテリアコーディネート事例「モテる部屋にしたい」かつ「仕事もできてリラックスもできる部屋にしたい」というのがお客様からのご要望を踏まえてインテリアコーディネートをしました。カジュアルな素材感(木材など)をベースに全体がまとめられています。また、部屋が重たく見えないように家具の脚は細身のブラックのスチールを使用しています。その他のコーディネートのポイントとしては、ベッドカバーをつけて生活感を隠し、ペンダント照明を使用してデザイン性を高めること、アートは床置きにしてカジュアルな雰囲気を出すこと、お部屋の隅に観葉植物と照明を置いて空間に立体感を出すことなどです。3.ナチュラルだけどホテルライクなインテリア出典:Praemioインテリアコーディネート事例元々モデルルームとしても使われていた「ナチュラルテイスト」のお部屋でしたが、お客様のご希望はホテルライク でした。内装のナチュラルな木目の床材や淡いグレーの壁紙を活かしつつも、ホテルライクな雰囲気になるように色の数を抑えたりデザインがすっきりしたものなどを使いインテリアコーディネートしました。4.とにかく全てを黒にしたインテリア出典:Praemioインテリアコーディネート事例ご依頼者様はほぼ新築に近い中古マンションを購入しましたが、その壁が真っ白で平凡すぎると感じ、より個性的な空間を求めていたことがインテリアコーディネートのご依頼の背景とのこと。ご依頼者夫婦はともに黒が好きで、黒を基調としたスタイリッシュなインテリアにしたいとご希望されていたので、壁紙からカーテンから全てを真っ黒のインテリアでご提案しました。どれくらい黒いのかを確認していただくために、天井や壁のクロス(壁紙)は、実物のサンプルを見ながら進めていきました。5.柔らかい色味でまとめたインテリア 出典:Praemioインテリアコーディネート事例この賃貸の部屋は、元々の壁や天井が薄いグレー、フローリングが明るめの木目で全体的に柔らかな色味の内装でした。内装を活かしたコーディネートにするため、柔らかい色調、素材感のある家具、そして曲線などの柔らかさを持つデザインに焦点を当ててインテリアコーディネートをご提案しました。6.久しぶりの引っ越しで、思いっきりモダンなお部屋に出典:Praemioインテリアコーディネート事例床の色味が明るいので、ベースの家具(ラグやカーテンや壁に近い収納家具など)は明るめの色味にして内装から浮かないようにしています。全体の照明を落として、大人の余裕を感じるかっこいいインテリアになっています。※インテリアコーディネート事例ページはこちらインテリアコーディネートの依頼についてのまとめインテリアコーディネートを依頼したときの流れや費用についてご紹介いたしましたが、ご理解いただけましたでしょうか?依頼内容によっては、対応してもらえる範囲や費用が全然違います。コーディネート費用や謳い文句だけに惑わされず、依頼したい内容にしっかり合ったインテリアコーディネート会社(またはフリーランスのインテリアコーディネーターさん)を見つけてくださいね。Praemioでは、どのプランにするかか迷っている状態でも、お問い合わせ可能です。プロのインテリアコーディネーターがオシャレなお部屋をつくります!