ステキな家具を選んでお部屋に置いてみたら、何だかまとまりがない..ということありませんか? これは、インテリア全体の配色のバランスが悪いからかもしれません。今回の記事ではインテリアの配色について徹底解説します! 家具のカラーコーディネートやおしゃれな配色を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。関連記事新築の内装はカラーコーディネートで決まる!!進め方を解説します。寝室のカーテンの色で安眠効果アップ!選び方やおすすめの機能をご紹介インテリア配色とは?基本と役割弊社事例:ハイセンス・ミッドセンチュリーカラーコーディネートとは、色が持つ効果や全体の色味バランスを踏まえてお部屋の配色を決めることです。天井や壁、床材、家具や小物といった「お部屋を構成するものの色」によって温かみのあるお部屋にすることも、ホテルの一室のようなお部屋にすることもできるのです。では具体的にお部屋をカラーコーディネートするにはどうすれば良いのでしょうか。色が持つ効果や色の使い方を理解して、理想のお部屋づくりを叶えましょう。インテリアにおける色の重要性インテリアにおいて色は、家具や照明以上に空間の雰囲気を左右する大切な要素です。色の選び方次第で、同じ部屋でも広く見せたり、落ち着きを与えたりと印象を大きく変えることができます。また、色は人の心理にも作用するため、くつろぎたい寝室には落ち着いた色、作業効率を高めたい書斎には集中力を助ける色を選ぶと効果的です。配色が空間の印象に与える影響部屋の配色は、第一印象を決める大きな要因です。例えば、ホワイトやベージュを基調とすれば明るく清潔感のある空間に、ダークグレーやネイビーを取り入れれば落ち着いた重厚感のある空間に変わります。さらに、アクセントとしてビビッドな色を少し加えると、シンプルな空間でも一気に華やかに。配色は単なる色選びではなく、部屋のストーリーや住む人の個性を表現する手段ともいえます。配色の役割(ベースカラー/アソートカラー/アクセントカラー)インテリア配色を考える際には、色の役割を理解することが重要です。壁や床など大きな面積を占める「ベースカラー」は全体の約70%を占め、空間の基調を作ります。カーテンやソファなど中面積に使う「アソートカラー」は約25%で、部屋の雰囲気を補強する役割があります。最後に、クッションや小物で取り入れる「アクセントカラー」が約5%。差し色として空間にメリハリを与え、おしゃれな印象を引き立てます。インテリアで失敗しない配色のポイント弊社事例:ハイセンス・ミッドセンチュリーカラーコーディネートに失敗すると、お部屋は居心地の良くない空間になってしまいますし配色にまとまりがないと見た目の印象も良くありません。実はお部屋のカラーコーディネートでは、いくつか失敗しないためのポイントがあります。おしゃれなお部屋に憧れるけれどカラーコーディネートには自信がないという方も、これらのポイントを知っておけば色選びに迷わなくなりますよ。①まず理想のお部屋のイメージを決める理想のお部屋づくりを叶えるには、まずお部屋のイメージを決めることが大切です。ホテルの一室のようなシンプルモダンやホッとするような温かみのあるナチュラル調、あるいは爽やかなイメージのお部屋といった「理想のお部屋のイメージ」を決めておけばカラーコーディネートをスムーズに進められます。なかなか、お部屋のイメージが決められない方は、こちらで紹介する事例の中で気に入ったものを参考にするのもひとつの方法です。②カラーの黄金比(70:25:5)を意識するおしゃれなお部屋を作るにはカラーの黄金比に当てはめてみるのがおすすめです。お部屋の中に使う色は全体を10として【7:2.5:0.5】の割合にすると、どのような配色もバランス良くまとまるといわれています。カラーの黄金比の詳細を表にまとめましたので、ご自分のお部屋に当てはめて考えてみましょう。ベースカラー(70%)壁や床、天井などお部屋の中で広い面積を占める部分メインカラー(25%)建具や大型の家具、カーテン、カーペットなど2番目に大きな面積を占める部分に使うアクセントカラー(5%)クッションや小物、雑貨などに使われる色で、お部屋に変化を与えたりお部屋を引き立てるなどの効果がある③カラーは3~4種類にまとめるお部屋の中で使うカラーは3〜4種類にまとめるのがおすすめです。一つひとつのアイテムはおしゃれであっても、何色ものカラーが使われたお部屋は統一感がなく雑然とした印象を与えてしまうばかりか、野暮ったく見えてしまいます。逆にお部屋の中が3〜4種類のカラーでまとめられているとおしゃれでスッキリした印象を与えてくれますし、実際のサイズよりもお部屋が広く感じられるメリットもありますから理想のお部屋のイメージに合わせてカラーを決めると良いでしょう。④配色パターンを意識して組み合わせるカラーコーディネートには、類似色や反対色といった法則があります。失敗しないためにも、やみくもにアイテムを取り入れるのではなく、この基本の配色パターンを意識してコーディネートしましょう。詳しくは後ほど解説するので、参考にしてみてください。⑤部屋の広さや家具素材との相性を考慮するカラーコーディネートを失敗しないためには、お部屋の大きさを考慮することも大切です。お部屋が狭い場合のカラーコーディネートでは、空間を広く見せる効果のある白やベージュなどの明るい色を使ってみましょう。また逆に、暗い色である、ダークブラウンのような床材だと、お部屋が狭く見えてしまいがちですが、ラグを置いて見える床の面積を小さくしたり、ダークブラウンを柔らかい印象に見せてくれる色を合わせるなどの工夫で居心地の良い空間を実現できます。インテリア配色の黄金比と面積別の色使い関連記事:狭い部屋こそ海外インテリアでおしゃれに!4~6畳のレイアウト&実例集おしゃれなインテリアをつくるには、ただ好きな色を選ぶだけではまとまりに欠けてしまいます。コーディネートでよく用いられるのが、先ほどもお伝えした【7:2.5:0.5】という黄金比。部屋全体を大きなキャンバスと考え、色を面積ごとに役割分担させることで、誰でもバランスのとれた空間に仕上げることができます。ここでは、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの特徴と使い方をより詳しく解説します。ベースカラー(壁・床など大きな面積)ベースカラーは、壁や床、天井など部屋の大部分を占める色で、全体の約70%にあたります。部屋の第一印象を決めるため、ホワイトやベージュ、ライトグレーといった落ち着いた中間色が定番です。ベースカラーを明るくすると空間を広く感じさせ、暗めにすると重厚感のある雰囲気を演出できます。ベースが整っていれば、他の色を加えても全体が調和し、まとまりのあるインテリアに仕上がります。アソートカラー(家具・カーテンなど中面積)アソートカラーは、ソファやカーテン、ラグなど部屋の中で中程度の面積を占めるアイテムに使う色です。割合はおおよそ25%。ベースカラーとの相性を意識しながら、部屋のテーマやスタイルを引き立てる役割を担います。たとえばベースをホワイトにした場合、グレーやブラウンをアソートに加えると落ち着いた空間に。北欧風なら木目のブラウン、モダンならチャコールグレーなど、テイストに合わせて選ぶと効果的です。アクセントカラー(クッション・雑貨など小物)アクセントカラーは、クッションやアート、雑貨などの小物に取り入れる差し色で、全体の約5%を占めます。面積が小さい分、思い切った色使いに挑戦できるのが特徴です。例えば、モノトーンでまとめた部屋にイエローのクッションを置くだけで、一気に華やかで印象的な空間に。季節ごとに色を変えやすいのもポイントで、アクセントカラーを入れ替えるだけで模様替え気分を楽しめます。インテリアに取り入れたい4つの配色パターン弊社事例:グリーンのアクセントが効いている都会的×カジュアルインテリアのカラーコーディネートを成功させるためには、基本の配色パターンを活用することが大切です。ここでは4つの配色パターンをご紹介します。①同系色の組み合わせたとえば一口に赤色と言っても、ビビットな赤や落ち着いた赤など様々なカラーがありますよね。このように同じ色(色相)で、明度や彩度の異なる色同士のことを「同系色」と呼びます。同系色のコーディネートは初心者の方でも取り入れやすく、美しいグラデーションを楽しめる配色です。②同一トーンの組み合わせ出典:日本色研事業株式会社トーン(色調)とは、明度と彩度を表したものです。上のトーンの分類図をどこかで見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。「同一トーン」とは、赤と青といった違う色(色相)で明度と彩度が同じカラーのことを指します。たとえば、爽やかな雰囲気のペールトーンや、渋くてかっこいいダークトーンなどバリエーション豊富。カラフルで動きがありながらも統一感がある配色なので、どんなお部屋にしたいか、イメージに合うトーンのものを選んでみましょう。③類似色の組み合わせ類似色とは彩度(色の鮮やかさ)や明度(色の明るさ)が近く、色の関係を表す色相環上で隣り合っている色のことです。こちらの色相環を見ると黄色と黄緑色、オレンジは隣り合っているので類似色となります。類似色でまとめたお部屋は統一感があり、落ち着いたおしゃれな印象を与えてくれます。④反対色(補色)の組み合わせ反対色(補色)は色相環上で反対側にある色のことです。色相環で見ると黄色と青、紫と黄緑色などは反対色(補色)になります。カラーコーディネートに反対色(補色)を利用するとお互いの色を引き立て、鮮やかでメリハリの効いたお部屋づくりができます。インテリア配色と色の心理効果でおしゃれな部屋に弊社事例:グリーンのアクセントが効いている都会的×カジュアルインテリアのカラーコーディネートは「おしゃれに見せる」だけではなく、色が持つ心理的な作用を理解して取り入れることが重要です。色は人の感情や気分に直接影響を与えるため、リビング・寝室・書斎など用途に合わせて正しく使うことで、居心地の良い空間を演出できます。たとえば赤は明るくエネルギッシュな色ですが、寝室や書斎に多用すると落ち着かない印象を与えてしまうこともあります。インテリアのカラーコーディネートを考える際は、色の持つイメージや心理効果を理解してバランス良く取り入れましょう。落ち着きを与えるインテリア配色弊社事例:渋かっこいいモダンここにありシックで落ち着いた印象のインテリアにしたい場合は、グレー・ブラウン・ホワイトを中心にしたカラーコーディネートがおすすめです。色数は3色程度に抑えて統一感を出すアクセントにダークカラーを加え、メリハリを演出照明や小物にゴールドやシルバーを取り入れ、高級感をプラス弊社事例:ホテルのような落ち着きのある大人のモダンブラックも効果的ですが、使いすぎると暗い印象になりがちなので「差し色」として活用しましょう。家具も少数精鋭で配置し、空間に余白を持たせると洗練された落ち着いた雰囲気を演出できます。開放感を与えるインテリア配色弊社事例:クラッシックが聞こえるような開放感のあるお部屋を作るなら、ホワイト・ベージュ・グレージュといった淡いカラーをベースにしたカラーコーディネートが最適です。アクセントにブルーを加えると清潔感アップ観葉植物を置いて爽やかさと温かみをプラス白一色ではなく木製家具やナチュラル素材でバランスを取るただ、白一色でお部屋をコーディネートしてしまうと無機質で味気ない印象になる恐れがあるため注意しましょう。ブルーやグリーンをポイントで取り入れると、爽快感が高まりリラックスできる空間に。特にリビングやダイニングにおすすめのスタイルです。高級感を演出するインテリア配色ホテルライクなラグジュアリー空間を演出するカラーコーディネートでは、色数を抑えて統一感を出すことが大切です。ゴールドやシルバーなど光沢感のあるカラーをアクセントに上質な素材の家具やファブリックを選ぶ間接照明を使ってムードを高める弊社事例:クラッシックが聞こえるような深いグリーンやネイビーを基調にすると、非日常感のある上質な空間が完成します。ゴールドのテーブルやシャンデリアを取り入れると、ラグジュアリー感がさらにアップします。温かみを感じさせるインテリア配色弊社事例:懐かしの、海外インテリアを作りたくて。温かみの感じられるカラーコーディネートにするには、ブラウンやベージュ、暖色系カラーを取り入れるのがおすすめです。温かみのあるインテリアは、家族や友人が集まるリビングにぴったりです。ブラウンやベージュなどの暖色系を多めに取り入れる木目調やラタンなど自然素材の家具を選ぶ間接照明を加えて柔らかい光を演出ナチュラルテイストに仕上げたいならグリーンの観葉植物を合わせるのも効果的。ラグジュアリーに仕上げたい場合は、ゴールドやブラックをアクセントに取り入れると良いでしょう。元気なイメージのインテリア配色弊社事例:仕事は遊びで、遊びは仕事。エネルギッシュで明るい部屋づくりには、赤・オレンジ・イエローを中心としたカラーコーディネートがおすすめです。明るく気分を高めたい空間に最適グリーンを組み合わせると生命力を感じるインテリアに色数を増やしすぎないよう注意寒色と組み合わせるとバランスが取りやすく、ポップながらもまとまりのある空間に仕上がります。特にリビングや子ども部屋におすすめの配色です。また、あまり色数を増やすとまとまりのないお部屋になってしまいますので気をつけましょう。上の画像では白の割合が多いため、明るさの中におしゃれな雰囲気が感じられます。色の心理効果一覧最後に、インテリアのカラーコーディネートに役立つ色の心理効果をまとめます。赤色:活動的、明るい、エネルギッシュピンク:安らぎ、優しい、ロマンチックオレンジ:暖かい、明るい、元気、楽しい黄色:軽快、明るい、エネルギッシュ、遊び緑色:さわやか、癒し青色:清潔、爽やか、冷たい紫色:落ち着き、エキゾチック、妖艶茶色:ぬくもり、落ち着き、安心黒色:重厚感、力強い、都会的、クールグレー:洗練、大人っぽい、不安、都会的白色:清潔、清楚、平和これらを意識しながらカラーコーディネートを考えると、理想のお部屋が実現しやすくなります。テイスト別の配色【実例付き】インテリアの魅力を最大限に引き出すには、テイストごとのカラーコーディネートを意識することが重要です。ここでは代表的なスタイルを例に、それぞれの特徴とおすすめの配色を紹介します。事例をもとに紹介しますので、気に入ったカラーコーディネートがあればぜひお部屋づくりに活用してみてくださいね。ナチュラルスタイルの配色ナチュラルスタイルのインテリア配色は、自然素材とアースカラーの組み合わせが基本です。大地を思わせるグリーンやベージュ、アイボリーをベースに使うと、やさしく落ち着いた印象に。弊社実例:新しい生活の始まりと共に木製や籐の家具と相性が良く、観葉植物をプラスすると空間に生命感が加わります。ナチュラルなインテリアカラーコーディネートでは、ホワイトをポイントに取り入れることで明るさと清潔感も演出できます。モダンスタイルの配色弊社事例:シンプルで、洗練された暮らしをモダンスタイルのインテリアは、白・黒・グレーのモノトーン配色で洗練された印象をつくります。黒を多めにすると大人っぽく、白を多めにすると明るいモダンな空間に。弊社事例:都内で働く紳士のセカンドハウスさらに、グレージュやベージュを取り入れると、モダンさを保ちながら柔らかさや居心地の良さもプラスできます。直線的なデザインの家具や金属素材と合わせると、より都会的でスタイリッシュなカラーコーディネートになります。ラグジュアリースタイルの配色弊社事例:「ラグジュアリーでカッコ良い」に振り切った寝室ラグジュアリースタイルのインテリア配色は、ベーシックカラーを基調に色数を抑えるのがポイントです。白やベージュ、グレーで統一しつつ、ゴールドやバーガンディをアクセントに加えると高級感が際立ちます。弊社事例:自分だけの可愛いをつめこんでシンプルな家具やシャンデリアなどの照明を組み合わせることで、ホテルのような上質な空間に。インテリアのカラーコーディネートの中でも、ラグジュアリーは“非日常感”を演出したい人に最適です。北欧スタイルの配色弊社事例:おしゃれなカフェインテリアで新しい生活北欧スタイルのインテリア配色は、明るいホワイトやライトグレーをベースにしたナチュラルで心地よい空間づくりが特徴です。木の温もりを感じる北欧家具と相性が良く、ベージュやペールトーンのカラーを取り入れるとやさしく穏やかな雰囲気に仕上がります。弊社実例:グリーンのアクセントが効いている都会的×カジュアルアクセントにはブルーやマスタードイエローなどを少し加えると、空間にリズムと個性が生まれます。シンプルながら温かみのある北欧インテリアカラーコーディネートは、居心地の良さを大切にする人にぴったりです。西海岸スタイルの配色弊社事例:これこそ、海街LIFE。西海岸スタイルのインテリア配色は、白をベースにブルーやグリーンをアクセントに使う爽やかなコーディネートです。淡い寒色を中心にまとめると清涼感があり、観葉植物やラタン素材と合わせるとリラックスした雰囲気に。冷たさを避けたい場合は、間接照明を取り入れるのがおすすめです。ブルーやグリーンは空間を広く見せる効果もあるため、開放感のあるインテリアカラーコーディネートを求める人にぴったりです。ミッドセンチュリースタイルの配色弊社実例:色と暮らす、我が家ミッドセンチュリースタイルのインテリア配色は、落ち着いたグレーやブラウンをベースに、鮮やかなイエローやターコイズ、オレンジなどの差し色を組み合わせるのが特徴です。木製家具やレザー素材と相性が良く、深みのある色合いが空間にレトロでモダンな雰囲気を演出します。アクセントカラーを控えめに配置すると、統一感を保ちつつ個性的な印象に。居心地の良さとデザイン性を両立したミッドセンチュリースタイルの配色は、遊び心のある大人の空間づくりにおすすめです。おしゃれなお部屋づくりをインテリアコーディネーターに依頼するメリットは?弊社事例:ハイセンス・ミッドセンチュリーおしゃれなお部屋、居心地の良いお部屋を実現するため、インテリアコーディネーターに依頼する方が増えています。これは忙しくてお部屋のコーディネートまで手が回らないというケースや、自分でおしゃれなお部屋づくりをするのは難しい、不安だというケースなど理由はさまざまです。でも一番の理由はやはり餅は餅屋、インテリアのプロがコーディネートしたお部屋はやはりひと味もふた味も違うから、ということでしょう。理想のイメージを叶えてくれることはもちろん、暮らしやすさに配慮してコーディネートするため、居心地が良く快適なお部屋が実現します。費用が心配、という場合も予算内でできること、できないことを教えてもらえますから理想のお部屋を叶えたい方は一度相談してみてはいかがでしょうか。インテリア配色に関するよくある質問(FAQ)インテリアの配色を考えるとき、「どの色を組み合わせればいい?」「失敗しないポイントは?」と悩む方は多いはず。ここでは、初心者から上級者まで役立つ、配色に関するよくある疑問にお答えします。Q.インテリア配色の基本は何ですか?A.インテリア配色の基本は、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3層で考えることです。ベースは壁や床、メインは家具、アクセントはクッションや小物に使うとバランスが取りやすくなります。カラーの比率を意識することで、統一感のある空間を作りつつ、アクセントで個性も演出できます。Q. 初心者でも失敗しない配色のコツは?A.まず「同系色でまとめる」「無彩色をベースにする」方法がおすすめです。例えばライトグレーやホワイトをベースに、ブルーやベージュなど淡いカラーを組み合わせるとまとまりやすくなります。アクセントカラーは1~2色に絞ると、失敗しにくく、おしゃれで居心地の良い空間に仕上がります。Q. 配色によって部屋の印象はどう変わりますか?A.配色は部屋の印象を大きく左右します。明るい色やパステルカラーを多く使うと開放感や爽やかさが生まれ、濃い色やダークトーンを取り入れると落ち着きや高級感が増します。暖色系は温かみ、寒色系は落ち着きや清涼感を与え、目的に合わせた配色が空間の印象を決定します。Q. 配色の心理効果を取り入れるには?A.インテリアの配色に心理効果を取り入れると、居心地の良い空間作りが可能です。ブルーやグレーはリラックス効果、イエローやオレンジは元気や活力を与えます。まず部屋の用途や時間帯を考え、心理効果に合った色をベースやアクセントに取り入れることで、心地よく機能的な空間になります。Q.配色で避けたほうがいい組み合わせは?A.インテリア 配色で避けたいのは、原色の多用や明度差が極端に大きい組み合わせです。赤・蛍光色など強すぎる色を多く使うと、落ち着きのない空間になりやすいです。また、ベースカラーとアクセントカラーの相性が悪いとまとまりがなくなります。まずは同系色や補色の組み合わせでバランスを確認するのがおすすめです。まとめ|自分らしい配色で理想のインテリアを実現弊社事例:ハイセンス・ミッドセンチュリーインテリアの雑誌や旅先のホテルなどでステキなお部屋を目にする機会はありますが、それをご自分のお部屋で実現するとなるとハードルが高いと感じる方も多いでしょう。今回ご紹介したインテリアの配色の方法は、初心者の方でも比較的取り入れやすいものです。事例の画像などを参考にして理想のお部屋づくりに挑戦してみましょう。お部屋が快適な空間になるとおうち時間が楽しくなりますし、自慢のお部屋にお友達を招待するのも良いですね。理想のお部屋づくりを叶えれば、楽しく充実した毎日が過ごせるようになりますよ。関連記事新築の内装はカラーコーディネートで決まる!!進め方を解説します。寝室のカーテンの色で安眠効果アップ!選び方やおすすめの機能をご紹介