ダークブラウンの床に合うソファの色はどんな色?白い家具をあわせても良い?など、疑問に思っている人も多いかもしれません。そこで、インテリアコーディネート会社であるPraemioが、実際にお客様宅でダークブラウン系の床にあわせたコーディネートした実例を画像付きで紹介します。専門会社目線で見た、ダークブラウン床のメリットやデメリットも解説していますので参考にしてください。ダークブラウン床のインテリアの特徴は?深みのある色合いをしたダークブラウンの床は、落ち着いた雰囲気の部屋にしたいときに最適です。エレガントで高級感のある雰囲気の他、伝統的でクラシックなデザインからモダンなインテリアまで幅広いスタイルに適しています。また、ダークブラウンは無垢材などの自然素材の美しさを引き立てるので、木製家具を多く配置したいときにもおすすめです。大人っぽい雰囲気・落ち着いた雰囲気・木材家具との相性の良さなどが、ダークブラウン床の特徴と言えるでしょう。ダークブラウン床と部屋のインテリア実例アイデアこれまでPraemioでコーディネートさせていただいたお宅の中には、ダークブラウンの床を使用されているお部屋も複数ありました。それぞれのお部屋でどのような部分を意識して、ダークブラウンの床にあわせてコーディネートしたのか紹介します。ダークブラウン床+モダンな部屋にダークブラウンの床をホテルラウンジ風にするダークブラウン床にアクセントクロスで海外インテリア風ダークブラウン床にヴィンテージスタイルをあわせるカッコ良さに振り切ったダークブラウン床のインテリアそれぞれの事例について、くわしく解説します。ダークブラウン床+モダンな部屋にこちらのお部屋の床色は、木目の色味もありながら、少しマットな質感が特徴的なダークブラウンカラーでした。モダンな部屋の雰囲気にするために、できるだけ色味を抑えた家具を中心にセレクトしました。モノトーンやグレー系から家具の色を選ぶようにし、使用する色もできるだけ少なくすることで、全体的に落ち着いたモダンな雰囲気にできます。キッチンに置いた、ダイニングテーブルとチェアの色やデザインにも注目してください。ダイニングテーブルの直線的で角々としたデザインや、脚の細いチェアもモダンなインテリアにするポイントです。ダークブラウンと黒色はかなり相性が良いので、ダークブラウンの床にもよくマッチしています。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜・ダークな床の色に合わせて、かっこよく。ダークブラウンの床をホテルラウンジ風にする次に、ホテルのラウンジ空間のようなリビングにアレンジさせていただいた実例です。もともとのお部屋も、ダークブラウンの床にあわせて同じカラーの家具が置かれてあり、統一感のあるお部屋でした。そして、お部屋はこのように変わりました。もともとのお部屋も落ち着いた雰囲気が素敵でしたが、コーディネート後のお部屋は、ホテル空間のような雰囲気にリニューアルされたと思います。お部屋のコーディネートで意識したのが、ブラウンとベージュの2色をベースに使用した点です。ダークブラウンの床で、茶色系の色合いはお部屋全体のカラーのウエイトを大きく占めているので、ソファやチェアなどメインとなる家具を明るいベージュ系の家具で揃えるようにしました。ダイニングテーブルや後ろの造作棚はブラウン系をセレクトしながらも、チェアや乳白色のランプはベージュ系のカラーを選んで全体のバランスをとっています。ちなみに、造作棚には細々とした日用品を全て収納できるため、生活感を一切出さないホテルライクな部屋作りをするときには設置したい家具の代表格です。リビングに配置したソファには、同系色のクッションを配置しました。ブラウン系とベージュ系の2色をベースにしますが、それだけだと単調になってしまうため、同系色でトーン違いの小物を配置することでお部屋に立体感を出しています。リビングテーブルにはマットな質感のゴールド素材が使われていたり、大理石風なベースが特徴的なランプをセレクトしました。設置する細々とした雑貨も、素材感の違いも意識して選ぶことで、よりホテルっぽい高級感をプラスしてくれます。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜・My Executive Loungeダークブラウンの床にアクセントクロスで海外インテリア風ダークブラウンの床に白色の壁と、シンプルながらコーディネートしやすそうなお部屋です。こちらのお部屋は、大胆に海外インテリア風にアレンジしていきます。今回、大きなポイントとなるのはアクセントクロスを取り入れて、壁一面の色を大幅に変更した点です。フローリングの濃いめの色合いに負けない、はっきりとした色の壁紙に張り替えます。家具を配置すると、このようなお部屋になりました。アクセントクロスを取り入れるだけで、随分と部屋の印象が変わるのが分かると思います。海外インテリアを意識するために、ダイニングテーブルの脚は装飾性のあるタイプを選びました。また同様に、ソファも海外らしい大きめサイズでファブリックテイストなものを選択しています。海外らしい家具を選ぶだけではなくて、チェアの脚を細めでモダンなテイストにしたり、要所でブラックカラーを取り入れて「ナチュラル×モダン」など複数の要素をミックスしています。これにより、ワンランク上の海外インテリアにすることができます。小物系は、あえてきれいに並べずに、ゴチャっと置くようにするのも海外風インテリアにするための大事なポイントです。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜・懐かしの、海外のインテリアをつくりたくてダークブラウン床にヴィンテージスタイルをあわせるこちらのタワーマンションのお宅では、ヴィンテージテイストな雰囲気を希望されていました。ただ、タワーマンション系に多いベースがスタイリッシュな空間のため、ヴィンテージテイストとは正反対な空間からのスタートです。まず、テレビ側のクロスを木目調のものに張り替えて、床と合わせたダークブラウンカラーを追加しました。それにあわせて、木目やレザーなど、質感のある家具を中心に配置していきます。今回のダークブラウンの床は、光沢感があるタイプだったためヴィンテージテイストとは違った印象になってしまいます。そこで、特徴的なデザインのラグを敷いて目線を誘導することで、ヴィンテージ感を強く感じるように工夫しました。ダイニングテーブルやチェアはヴィンテージ調の家具で揃えるようにした他、床にアートパネルを置いていくつかの「見せ場」を作っています。バランスを考えながらも、できるだけ多くの雑貨や小物を配置するようにするのも、ヴィンテージ風のお部屋作りのポイントです。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜・タワーマンション最上階らしからぬヴィンテージインテリアカッコ良さに振り切ったダークブラウン床のインテリアダークブラウンの床は落ち着いた雰囲気にできる反面、重たくなりがちなので、他のインテリアで明るいカラーを入れてバランスを取るのが定石です。ただ、こちらのお部屋では、逆に前面をダーク系のカラーで揃えた「カッコ良さ」を重視しています。部屋全面がダークカラーなため、多灯照明を活用しながら電球色を中心に温かみのある色をプラスしていきます。配置するランプや小物類にこだわって、単調になりがちなお部屋のアクセントにしました。〜上記で紹介した弊社事例はコチラ〜・「ラグジュアリーでカッコ良い」に振り切った寝室ダークブラウン床インテリアのメリットダークブラウン床のメリットは4つです。落ち着いたインテリアにできるホテルのような高級感のある部屋になる緩急のあるインテリアにできるホコリの処理が楽になるそれぞれ詳しく解説します。落ち着いたインテリアにできるダークブラウンカラーは、落ち着きと安定感をもたらす色です。フローリングをダークブラウンにした場合は、部屋の中でダークブラウンカラーが占める割合が多くなるため、部屋全体を引き締める効果があります。また、ダークブラウンの床は自然の要素を取り入れたデザインに合うため、木製家具などのナチュラルテイストな家具とも相性がよく、より一層落ち着いた空間にできます。リビングはもちろん、寝室などゆっくりと寛いで過ごしたい場所にも相性の良い色と言えるでしょう。ホテルのような高級感のある部屋になるダークブラウンの床は、エレガントで高級感のある部屋にしたいときにもおすすめのカラーです。ダークブラウンの床と組み合わせて、ホテルライクな空間にするにはいくつかの方法がありますが、取り入れやすくおすすめの方法は「色味を少なくする」ことです。床がダークブラウンで1つの色は決定しているので、もう1つの色をベージュやグレーなどの落ち着いたカラーから選んで統一させましょう。不要に色を配置せずに、同系色でトーン違いで家具を選ぶことで、立体感のある上質な空間にできます。ガラス製品・金属製品・大理石など素材感でアクセントをプラスするのもおすすめです。高品質な木材や手入れの行き届いた床材は、まるで高級ホテルや一流レストランのような印象を与えます。緩急のあるインテリアにできるダークブラウンの床は、インテリアデザインに緩急をつけやすいカラーでもあります。フローリングの落ち着いた色と対比させるよう明るい色の家具を組み合わせたり、アクセントクロスを取り入れて大胆に部屋の印象を変えたい場面でも、ダークブラウンがバランスを取る下支えになります。日本住宅は戸建てもマンションも壁紙が白系ベースが多いため、特に意識せずともダークブラウン床との組み合わせでメリハリのある空間にできます。ホコリの処理が楽になるダークブラウンの床は、ホコリの処理が楽になるという実用的なメリットがあります。例えば、白色のホコリはダークブラウンの床で目立つため、掃除機をかけるタイミングがわかりやすいです。一方で、髪の毛などの小さなものはダークブラウンで隠れてしまうため、次に掃除機をかけるタイミングまでさほど気にならないという点がメリットになります。万が一フローリングが傷ついてしまった場合も、暗めのフローリングの方がメンテナンスしやすく、ホームセンターなどの補修材で十分にきれいにできる点も魅力です。ダークブラウン床インテリアのデメリットダークブラウンの床のデメリットは、部屋が狭く見えやすくなってしまう点と、配色バランスの難易度がやや高い2点です。部屋が狭く見えやすくなる色を大きく分けると膨張色と収縮色の2つに分かれており、ダークブラウンは収縮色に該当します。収縮なので引き締め効果は強い半面、使用面積が増えるほど圧迫感を感じやすいとも言えます。床をダークブラウンにすると、部屋全体を占める割合も多くなるため、その分だけ部屋を狭く見せてしまう可能性があるということです。そのため、不要な家具を置きすぎないように注意したり、背の低いソファなどを選び圧迫感を感じさせない工夫が必要になります。圧迫感のある反面、逆に「狭い空間の方が落ち着く」というタイプの人にとっては、隠れ家的な雰囲気を作りやすい点が逆にメリットになるでしょう。家具との配色バランスに注意が必要になるダークブラウンの床と濃い色の家具を組み合わせる場合、バランスを考えて選択しなければ部屋全体が暗く重苦しい印象を与えてしまうケースがあります。バランスの取り方としては、複数の色を使いすぎないように注意する点や、配置する家具の質感にこだわったものを選ぶ方法などがあります。また同系色で単調になってしまいやすいため、トーンの違いを考えたり、金属素材やガラス素材など色とは違ったベクトルで素材感でバランスを取る方法もおすすめです。ダークブラウンの床とインテリアの相性が良い家具の色は?ダークブラウンの床にしたときに、相性の良い家具の色を紹介します。相性が良いおすすめカラーは全部で5色です。ダークブラウンの床+ダークブランダークブラウンの床+ベージュやホワイトダークブラウンの床+カーキダークブラウンの床+モノトーンダークブラウンの床+ビビッドなレッドそれぞれの色が、ダークブラウンと相性が良い理由を解説します。ダークブラウンの床+ダークブランマスターウォール青山ダークブラウンの床と同じ色調の家具を組み合わせることで、一体感のある洗練された空間にできます。一見するとシンプルですが、まずは基本として同系色カラーをあわせることを抑えておきましょう。ダークブラウンの床は、同じテイストの木工家具の種類がかなり多いため、色々なタイプから選択できます。木目の家具を選ぶ場合は、天板が無垢材を使用したものなど、良い素材の家具を厳選することが大事です。それに加えて「脚の部分だけブラック」など、ダークブラウン床との相性が良いタイプを選んでみてください。ダークブラウンの床+ベージュやホワイトマスターウォール青山ダークブラウンの床とベージュやホワイトなどの少し明るい色の家具と組み合わせます。ダークブラウンの床のデメリットである「部屋に圧迫感を感じやすい」という部分を、明るい色合いでカバーして、広々とした空間を作りやすくなります。部屋全体に開放感が出るだけではなく、明るい色合いがダークブラウンの床の深みをより際立たせてくれる効果もありおすすめです。ダークブラウンの床+カーキマスターウォール青山ダークブラウンの床とカーキなどのアースカラーの家具を組み合わせると、ダークブラウンの落ち着いた雰囲気をより強調でき、リラックスできる空間になります。濃い茶色+グリーンという組み合わせが、森などの自然空間を連想させるため、落ち着けるというわけです。さらに、ウッド調の家具と組み合わせると、自然の調和が感じられるお部屋にできるでしょう。ダークブラウンの床+モノトーンアクタス・青山店ダークブラウンの床とモノトーンの家具の組み合わせは、シックでモダンな空間になります。スタイリッシュで洗練された組み合わせで、都会的な雰囲気にしたい場合におすすめです。ダークブラウンの床+ビビッドなレッドCassinaダークブラウンの床と、ビビッドな家具の組み合わせの例です。部屋全体というよりも、ソファなど一部の家具をビビッドな色にすると、ダークブラウンの床との対比でユニークなインテリアにできます。特に、アート作品のような、デザイン性の高い家具を検討しているときにおすすめです。ダークブラウンの床のインテリアコーディネートで迷ったらダークブラウンの床に家具をあわせるためのポイントや、インテリア事例を紹介しました。ダークブラウンの床は、内見時に目を惹くので良さそうに見えやすいのですが、実際に自分で家具を配置するとなると意外に難易度が高く感じられる人も多いかもしれません。Praemioでは、ダークブラウンの床にあわせたコーディネート経験も多数ありますので、インテリアで迷っている場合はお気軽にご相談ください。戸建てや分譲マンションはもちろん、一人暮らしや賃貸住宅などの小規模もコーディネート相談も大歓迎です。