賃貸でセカンドハウスを借りるとき、自宅とは違った良い感じのインテリアにしたいと思っていませんか?この記事では、賃貸セカンドハウスで、どんな風に部屋をコーディネートすれば、非日常的でおしゃれな空間にできるのかまとめました。弊社Praemioで、実際にセカンドハウスをコーディネートした事例も画像付きでくわしく紹介します。賃貸でセカンドハウスを借りる注意点セカンドハウスを賃貸で借りる場合の注意点について、メリットとデメリットに分けながら紹介します。賃貸でセカンドハウスを借りるメリットセカンドハウスは別荘と混同されがちですが、別荘は療養や保養目的のために利用する場所で、セカンドハウスは生活のための住居という決まりがあります。後ほど紹介する税制上の話では「1ヶ月内で1日以上利用する住居」だけ、セカンドハウスとすることが可能です。セカンドハウスのコーディネート例を見る前に、まずは、簡単にセカンドハウスのメリット・デメリットを理解しておきましょう。会社や学校に通いやすいセカンドハウスを職場や学校の近くに持つと、通勤や通学がとても楽になります。毎日の長時間の移動や、満員電車を負担に感じる人にとって、セカンドハウスは欠かせない場所になるでしょう。会社から徒歩圏内の場所でセカンドハウスを借りることができれば、より時間的に融通が効きやすく、フレックスタイムなど自分で時間調整できる人にとっても最適です。テレワークなど在宅業務が基本の人なら、家族の声や雑音を気にすることなく、セカンドハウスで仕事に集中できるというメリットもあります。休日の拠点になるセカンドハウスを職場に近い拠点とする以外にも、逆に休日にリラックスするための場所として活用する方法もあります。例えば、自然豊かな田舎にセカンドハウスを持てば、休日にリフレッシュしにいく場所として利用できます。自宅ではなかなか気持ちの切り替えが難しいという人でも、セカンドハウスに行くことで仕事から完全に離れてリラックスできるはずです。特に田舎にセカンドハウスを持った場合、都心のマンションなどと比べて十分な収納スペースがあるため、アウトドア用品や季節用品などもすっきり整理できます。セカンドハウスで家族や友人とバーベキューを楽しんだり、書斎やガレージを設けて自分の趣味の時間として過ごす方法もおすすめです。税制上の特例がある税制的にセカンドハウスとして認められると、固定資産税・不動産取得税などが減額されます。これらは購入物件のケースですが、賃貸したセカンドハウスも住民税が優遇される特例があります。本来、住民税は「均等割」と「所得割」の2点で計算されますが、セカンドハウスは均等割しか課税されません。いずれにせよ、現在の所有物件とは別に課税されるものですが、セカンドハウスではない場合の課税額よりも多少安くなると覚えておくと良いです。賃貸セカンドハウスの注意点とデメリット賃貸でセカンドハウスを借りる場合、注意点やデメリットについても確認しておきましょう。税制優遇を受けるには毎月1日以上利用が必須紹介したセカンドハウスとして税制優遇を受けるためには、毎月1日以上その物件を居住に使用することが条件です。定期的にセカンドハウスで生活する必要があるため、別荘のような感覚で利用するべきではありません。場合によっては「そこまで利用する機会はなかった」「思ったより遠く感じる」といった理由で足が遠のくケースも考慮しておきましょう。賃貸セカンドハウスは気に入らなければすぐ解約できるため「1ヶ月に1日以上利用しているか?」を目安にしておけば、税制的な不利益はありません。初期費用や維持費が必要セカンドハウスで必要な初期費用として、基本的な生活用品や家電や家具の購入費用などがあります。維持費は、賃貸マンション管理費・光熱費・通信回線の基本料金などです。ただし、セカンドハウスを購入する場合と比べると、賃貸の方が初期費用や維持費は抑えやすいため、会社への移動距離など「時間的な部分を節約できるメリット」の方が大きいかもしれません。賃貸のセカンドハウスで非日常を演出する実例ポイント都内のインテリアコーディネート専門会社である弊社「Praemio」では、お客さまの要望に合わせて色々なタイプのインテリアを提案しています。リモートワークが一般化したこともあり、ここ最近では、セカンドハウスのコーディネートをご依頼される方も増えてきました。「セカンドハウスは、家とは違った雰囲気にしたい」「ホテルのようなおしゃれな雰囲気が良い」など、セカンドハウスのコーディネートは、非日常を求められる方がかなり多いです。非日常感な空間をご提案する際、使用する家具やレイアウトとあわせてフローリングや壁紙などの変更をお伝えする場合もあります。例えば、アクセントクロスとして、壁の一面だけを色を変えることでかなり部屋全体が引き締まりイメージを大幅に変えることができます。出典:リルム はがせる壁紙例えば上の画像のように、落ち着いたトーンでクロスを替えたりするケースです。こちらはリルムさんの商品「はがせる壁紙」なので、、賃貸住宅でも安心して使えるタイプです。実際にPraemioが実施した、セカンドハウスのコーディネート事例を紹介しながら、非日常空間を演出するためのポイントについて、さらにくわしく紹介します。社長室のような書斎と隠れ家風空間弊社事例:ジェントルマンの隠れ家都会の喧騒から離れられる、自分だけの空間を作りたい!という要望にお応えしたコーディネート事例です。隠れ家のような落ち着いた雰囲気を残しつつ、セカンドハウスとして軽く仕事もできる社長室のような書斎空間もコーディネートしました。弊社事例:ジェントルマンの隠れ家配置した家具は全体的にマットな雰囲気のため、小物やアートでゴールドを取り入れて適度に高級感を出しました。ペンダント照明やフロアランプをデザイン性の高いものにしつつ、間接照明としてうまく活用するとムードある空間にすることができます。弊社事例:ジェントルマンの隠れ家作業用のデスクをあえて壁に寄せずに中央に配置しました。リビングの真ん中に置かれたデスクと、ハイバックのデスクチェアの組み合わせによって、まるで社長室のような贅沢な書斎に仕上がりました。後ろの収納棚には、お気に入りの小物を置きつつも「モノを置きすぎない」のがおしゃれにする重要ポイントです。リラックス重視の都内1LDK賃貸セカンドハウス弊社事例:都内で働く紳士のセカンドハウス落ち着いた雰囲気の、セカンドハウスコーディネート事例をもう1件紹介します。こちらは1LDKの賃貸マンションで、生活感を出さずに、夜にゆっくりお酒を飲んだりできる空間を希望されていました。まず、全体的なカラーはブラウン系の色合いで統一し、大人っぽい色合いにしています。弊社事例:都内で働く紳士のセカンドハウスソファーやパーソナルチェアも同一トーンのカラーに合わせていますが、ファブリック調やレザー調など素材に変化をもたせて、全体的に単調にならないようにコーディネートしました。弊社事例:都内で働く紳士のセカンドハウス落ち着いた雰囲気の非日常空間に欠かせないものが、照明の使い方です。テレビボード裏や天井照明を間接照明にしながら、大きめサイズのスタンドライトをアクセントに取り入れています。友人同士で集まれるセカンドハウス弊社事例:和室がここまで生まれ変わりました気心の知れた友人同士で集まって、お酒を飲み交わしながら談笑したり、ボードゲームを楽しんだりできる空間です。基本の雰囲気はモダンデザインですが、素材感のあるクロスを使用したり、レンガ調のデザインを取り入れることでヴィンテージモダンな雰囲気を意識しました。弊社事例:和室がここまで生まれ変わりました大きめサイズのソファとリビングテーブルを配置し、70インチのテレビは壁掛けにすることで、すっきりとした印象に仕上がりました。非日常でラグジュアリーなセカンドハウス弊社事例:非日常で贅沢なひとときをモダンラグジュアリーな雰囲気が特徴的な、セカンドハウスの事例です。まず、壁の一部分だけ濃いめのカラーのアクセントクロスに変更して、生活感を感じさせない引き締まった空間にしました。目を引く円形リビングテーブルの周辺は、大理石・スチール・ガラスなど様々な異素材を組み合わせてレイアウトしています。この「異素材mix」も、非日常的な空間作りに役立つテクニックです。弊社事例:非日常で贅沢なひとときをベロア生地のような光沢感のあるソファは、同じ素材で作ったクッションと合わせています。弊社事例:非日常で贅沢なひとときを窓際は、あえてカーテンを使わずにブラインドを選択しました。ブラインドはカーテンにするよりも、洗練されて上質な雰囲気にできるためおすすめです。実例ポイントで紹介された弊社事例はこちらジェントルマンの隠れ家都内で働く紳士のセカンドハウス和室がここまで生まれ変わりました非日常で贅沢なひとときを賃貸セカンドハウスに合う非日常的なインテリアの種類は5つ賃貸のセカンドハウスを非日常的にできつつ、賃貸住宅にも取り入れやすい、おすすめのインテリアは5種類あります。それぞれのインテリアの特徴と、その雰囲気にするためのコツを紹介します。落ち着いた雰囲気のモダンなインテリアモダンな雰囲気のインテリアは、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。モダンなデザインはどんな空間にも調和しやすく、部屋のサイズやレイアウトにも柔軟に対応しやすいため賃貸セカンドハウスにもおすすめできるインテリアです。直線的なラインと中立的なカラーを基調としていて、機能性と美しさも兼ね備えています。少ない家具や装飾でもスタイリッシュに仕上げられるため、将来的に引っ越す可能性が高い賃貸物件だからこそモダンデザインが実用的と言えるでしょう。モダンインテリアのポイント直線的なラインを意識モノトーンがベース装飾品の少ない家具を選ぶモダンデザインの王道は、直線的なラインを意識した家具選びから始まります。また、白・黒・グレーなどを基本カラーに、アクセントとしてメタリックカラーなどの高級感のある色を取り入れることもあります。配置する家具は、直線的でシンプルなデザインを選ぶようにし装飾品を少なめなタイプが基本で、大理石や無垢材などの上質な素材を取り入れるとモダンな雰囲気になるためおすすめです。モダンインテリアの作り方 事例直線的なフォルムや脚の細いスタイリッシュな家具など、形状にこだわるモダンスタイルの家具は、直線的なデザインと脚の細さが特徴です。デザイン性の高い照明で、さらにモダンなインテリアを引き立てることができます。デザイン性の高い照明器具は、空間のアクセントとなりモダンな雰囲気をワンランクアップします。モダンなインテリアにする複数の要素を組み合わせましょう。リビングエリアはモダン要素を合体しやすい空間です。上質なラグジュアリー空間ラグジュアリーな雰囲気のインテリアで失敗しないポイントは、高級感と上質感のバランスをうまく取ることです。お部屋がギラついた印象にだけなってしまわないように、使う素材や色合いにこだわり抜く必要があります。ラグジュアリーインテリアのポイント希少な素材にこだわるモノを置きすぎない存在感のある家具を選ぶ希少な素材や質感のある家具、金や銀のメタリックカラーのアクセント、シャンデリアや大理石などのテーブルも使うのが基本です。ただし、これらの家具を何も考えずに配置してしまうと、かなりちぐはぐな印象で安っぽくなってしまう恐れがあります。上質な高級感のあるインテリアにするポイントは、モノを置きすぎないことと、色味を使いすぎないことです。部屋全体のカラーはワントーン・ツートーンで統一してしまい、素材感の違いや一色だけ目立たせるアクセントカラーで動きを取り入れるようにすると良いでしょう。部屋のアイコンにできる大きめサイズのソファーや、一人掛けのチェアなど、存在感のあるものを中心に高級家具から選ぶ方法もおすすめです。ラグジュアリーインテリアの作り方 事例ラグジュアリーなリビングには、上質な素材を使ったこだわりの家具を選びましょう。デザインはシンプルながらも良い素材を使用していると、品の良い高級感になります。ラグジュアリーなリビングを作るには、生活感を徹底的に抑える工夫が必要です。ラグジュアリーな空間にゴールドカラーは定番ですが、落ち着いたトーンのマットなゴールドは、柔らかくリラックスできる空間を作ります。憧れのホテルライクなインテリアホテルライクな雰囲気のインテリアは、ホテルの客室のような快適さと機能性を重視しつつラグジュアリーさも兼ね備えたタイプです。ホテルの限られたスペースを有効活用するためのレイアウトとも言えるので、賃貸物件との相性も良いです。ホテルライクなインテリアのポイント多灯照明を活用ポイントで高級感を出す生活感を出さないホテルらしい雰囲気にするためには、シンプルでありながら洗練された家具を選び、統一感のあるカラーリングや実用的な収納スペースなど全体的なバランスを見なくてはいけません。また、複数の照明や間接照明をうまく活用しながら、非現実的なムードのある部屋にするのもポイントです。生活感を出さないようにするなど、ラグジュアリー系のインテリアと共通項目も多いので、シンプルな部屋にしつつも色合いの統一感や上質な家具をうまく配置することも意識しましょう。ホテルライクなインテリアの作り方多灯照明でホテルライクな雰囲気にしやすいです。ホテルライクスタイルのお部屋では、高級感を演出するために、ポイントでラグジュアリーなアイテムや素材を取り入れましょう。ホテルのような寝室を作るためには、シンメトリーな配置を意識しましょう。大人の遊び場空間に最適なヴィンテージモダンヴィンテージモダンは、古くて上質なものと現代風のデザインを組み合わせたタイプのインテリアです。スタイリッシュで都会的なモダンの雰囲気に、ヴィンテージテイストのものをプラスすることで、こなれた雰囲気にできるのが魅力です。ヴィンテージモダンのポイントどのタイプのヴィンテージにするか選ぶベースはモダンテイストにする革素材は手軽にヴィンテージモダンにできるヴィンテージには、英国風のアンティーク家具のようなタイプから、アメリカンヴィンテージのようなレトロポップなデザインなどもあり幅広いです。ヴィンテージモダンにする場合は、北欧ヴィンテージのような全体的に落ち着いた印象の家具をアクセントに使う方法がおすすめですが、まずはどのような方向性のヴィンテージモダンにするか選びましょう。モダンデザインはガラスや金属などの直線的なデザインの家具を使うケースが多くなりますが、ヴィンテージモダンの場合は、革張りのソファなど少し使い古したような家具も取り入れるのがポイントになります。ヴィンテージモダンの作り方ヴィンテージモダンなインテリアには、レザータイプのチェアがぴったりです。柔らかな質感が、落ち着いた雰囲気を演出します。ヴィンテージモダンインテリアには、レザーとアイアンの組み合わせが効果的です。ヴィンテージ空間を作るには、古材を使った家具を配置する方法もおすすめです。古材やエイジング加工された家具は、落ち着きのある雰囲気を演出します。さらに、ブラウン・ダークブラウン・ブラックなどの落ち着いた色合いの部屋にすると、古材の家具との相性もよく、味わい深い大人な空間にできます。新しいもの好きならジャパンディジャパンディな雰囲気のインテリアは、日本の伝統的なデザインと北欧のミニマリズムを融合させた新しいスタイルのインテリアです。従来の北欧テイストならではの落ち着いた雰囲気の中に、どこか「和テイスト」も感じさせるデザインで、北欧と和の二重のリラックス空間を演出できます。ジャパンディなインテリアのポイントホワイトやベージュカラーを多く取り入れる竹や紙などの天然素材を活用する観葉植物もうまく取り入れるジャパンディな雰囲気を作るためには、天然素材をより多く取り入れることが重要です。例えば、木製家具は北欧ブランドを使用し、竹や紙のシェードランプなど自然素材を活かした和風アイテムをセンスよく配置する必要があります。カラーはベージュ・ホワイト・グレーなどのナチュラルトーンで統一しつつ、アクセントとして観葉植物や緑の植物もレイアウトすると、よりジャパンディな雰囲気に近づけることができます。ジャパンディなインテリアの作り方モールテックスのような新しい素材を使った家具を置くことを検討しましょう。ジャパンディなインテリアには、木や竹、畳、珪藻土などの天然素材を使うこともおすすめです。観葉植物は北欧インテリアだけでなく、ジャパンディなインテリアにもぴったりです。賃貸のセカンドハウスのコーディネートもPraemioで!インテリアコーディネートと聞くと、何だか大層なことに思えて、持ち家や分譲マンションを買った人しか依頼されないイメージがあるかもしれません。ただ、実際は賃貸物件でコーディネートを依頼される方もかなり多く、Praemioで何度もコーディネートさせてもらった経験があります。セカンドハウス用に、賃貸マンションのお部屋サイズに合わせた提案もできますので、ぜひお気軽にご相談ください!